香港代表のサブマリンの趙嗣淦投手が今季からチェコでプレーしているということをご存知でしょうか?【野球/チェコ・Kenneth Chiu】ポジション:投手所属:オリンピア・ブランスコ(チェコ1部) / 香港代表経歴:ウィスコンシン大学スティーブンポイント校〜チームハンリー(香港)新天地を求めた香港代表のエースは、186cmの長身サブマリン。応援宜しくお願い致します— Footrans (@FootransHolland) 2017年4月5日どうやら現在香港代表を率いている日本人の色川冬馬監督と上に埋め込んだアカウントの中の人(日本人の欧州野球の代理人)の接点があったことから生まれた移籍のようです。趙嗣淦は香港代表の主戦投手になって久しい。26歳にして10年くらいは代表でプレーしているのでは?という印象です。以前インドネシア代表の野中監督が印象に残る投手として挙げてくれたこともあります。私は一度映像で見たことあります。2010年の広州アジア競技大会ですね。プロ野球のスター選手を打線に並べる台湾代表戦に先発したのですが、制球が定まらず四球を連発。初回で降板してしまいました。本来は120キロ台でシュートする癖球が武器のアンダーハンドの投手です。アジアの野球後進国のアンダーの投手にしては結構球威があります。そして、26歳ながら香港代表ではベテランに属するんですよね。香港の場合、ナショナルチームを構成する選手の年齢層は学生くらいが中心です。理由はシンプルで、職に就いてから継続するのが難しいから。日本で社会人しながら週末にマイナー競技を継続するのとハードルはたぶん変わらないんじゃないかなー、と。香港は年代別代表などを見ていても、アジアの第二グループのレベルではかなり良い選手が出てくる部類の国です。第二グループをけん引しているパキスタンやフィリピンともそこはそん色ない。でも選手がなかなか野球を本格的なレベルでは継続できないので、なかなか選手層が厚くならないという事情があります。代表のトップチームなのに年齢制限のある代表みたいになっている。代表トップチームが4世代くらいのU18代表チームの選手で構成されるようになれば、第二グループの主導権争いにも入っていけるポテンシャルはあるように思います。そう考えると、今回の欧州への移籍は答えの一つになりますよね。マイナーリーグや独立リーグレベルは無理でも、野球で生活する手段はあります。ヨーロッパの野球だと給料はピンからキリまであると思いますが、少なくとも生活は出来る程度の手当てを外国人選手に出してくれるところは思いのほか多い。マイナー競技でも競技を継続できる環境がある程度整っているのが、アジアと欧州のスポーツの文化の違いってところでしょうか。香港に限らず、アジアの第二グループの国の選手が野球を継続するうえで受け皿になれるのがヨーロッパの野球なのかもしれません。趙嗣淦が移籍するオリンピア・ブランスコは昨年久々に一部リーグに復帰し、10チーム中9位。今年も4連敗中のようです。チェコはナショナルチームは日本の社会人チームとそん色ない水準にある国です。昨年のWBC予選ではメキシコと1点差の大接戦を演じたことは記憶に新しい。代表の供給源になっているドラシ・ブルノやコトラルカ・プラハといったチームも同様にレベルが高いですし、これらのチームの助っ人外国人となるとマイナー経験者が普通にいる。コトラルカ・プラハは今年のWBCオーストラリア代表だったミッチ・ニルソン(元中日ディンゴの甥)がプレーしていました。一方、リーグ全体の層は厚いとは言えず、上位と下位の差が激しい。オリンピアも一部と二部の間にいるようなチームでしょう。こういったチームにとっては、アジアの第二グループの主力選手は「ちょうどいい」という側面はあるのかもしれません。あるいはチェコよりももう一段とレベルの落ちるリーグのチームにも同じことが言えそう。実はチェコでアジアの第二グループの選手がプレーするのは二人目。2008年にフィリピン代表のエース左腕だったジョンジョン・ロブレス投手がオストラバ・アローズでプレーしています。2007年の北京五輪のアジア予選で星野ジャパンに先発した投手。彼はチェコで圧倒的な成績を残したのですが、後に続く選手はいませんでした・・。ということで、実は結構重要な意味を持つ趙嗣淦の香港挑戦。需要と供給がマッチする良い先例になってくれればいいのですが・・。
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香港代表サブマリンの趙嗣淦投手がチェコリーグに移籍
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Basbaloオランダ・ベルギー編発売開始!!
グローバルベースボールではこのたび、欧州野球ガイドブック「Basbalo」シリーズの第2弾となる「Basbalo Nederlands & Belgie/Belgiue 2017」電子版のダウンロード販売を開始いたしました。 今作ではオランダ及びベルギーの野球事情に焦点を当て、黎明期から現代に至るまでの球界の歴史や国内リーグのシステム、両国の注目選手や代表チームの概要などをご紹介していきます。ダウンロードでのご購入はショップページ(https://globalbb.amebaownd.com/pages/714239/shopまたはhttps://globalbb.thebase.in/)より行っていただけます。また、製本版についても今後準備が完了次第スタートいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。 なお制作にあたってはオランダ・ベルギー両国の関係者はもちろん、既刊「Basbalo Europe 2016」でも写真を提供いただいたドイツ人写真家、アイリス・ドロブニー氏からも再度ご協力をいただきました。制作にご協力くださった関係各所に対して、この場を借りて改めて御礼申し上げます。また、次回作といたしましてイタリア編「Basbalo Italia 2017(仮称)」の制作・販売を予定しております。こちらもご興味ありましたらどうぞお楽しみに。
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ヨーロッパリーグ結果速報(4月9~16日) pt.1
フランスリーグ(第2~3節)
第2節ルーアン・ハスキーズ8-1モンティニー・クーガーズルーアン・ハスキーズ9-0モンティニー・クーガーズサヴィニー・ライオンズ0-12セナート・テンプライアーズサヴィニー・ライオンズ4-18セナート・テンプライアーズサンランベール・ダックス0-12モンペリエ・バラクーダーズサンランベール・ダックス0-21モンペリエ・バラクーダーズパリ大学クラブ4-1クレアモント・アルヴェーヌスパリ大学クラブ4-1クレアモント・アルヴェーヌス第3節ルーアン・ハスキーズ5-3サヴィニー・ライオンズルーアン・ハスキーズ1-0サヴィニー・ライオンズセナート・テンプライアーズ11-0モンティニー・クーガーズセナート・テンプライアーズ8-9モンティニー・クーガーズモンペリエ・バラクーダーズ13-8パリ大学クラブモンペリエ・バラクーダーズ13-1パリ大学クラブクレアモント・アルヴェーヌス4-3サンランベール・ダックスクレアモント・アルヴェーヌス11-9サンランベール・ダックス フランスリーグ第2節及び第3節は、第3節のテンプライアーズ‐クーガーズ戦を除く全カードがスイープという結果となりました。首位ハスキーズはクーガーズ及びライオンズを下し開幕から6連勝。対ライオンズ2回戦は、ジーン・グラナドス(ハスキーズ)とギデオン・コステ(ライオンズ)の両先発による投手戦となりましたが、9回裏に先頭のマキシム・レフェブレがサヨナラ弾を放ち、ハスキーズに白星をもたらしています。 開幕から6試合を終えた時点で首位は全勝のハスキーズ。1ゲーム差の2位でバラクーダ―ズとテンプライアーズが追っている状況です。新規昇格のダックスはここまでリーグ唯一の全敗。昇格組が苦戦を強いられるのはヨーロッパ球界の常ではありますが、ここまでは苦しい状況が続いています。ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/results-french-division-april-9-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-french-division-april-16-2017/
ドイツリーグ(第2~3節)
第2節
7日南地区レーゲンスブルグ・レギオネーレ3-18ハイデンハイム・ハイデコッフェマンハイム・トルネードス11-10マインツ・アスレチックス
8日北地区ドーレン・ワイルドファーマーズ6-3ドルトムント・ワンダラーズドーレン・ワイルドファーマーズ15-3ドルトムント・ワンダラーズボン・キャピタルズ10-0ハンブルグ・スティーラーズ南地区レーゲンスブルグ・レギオネーレ0-6ハイデンハイム・ハイデコッフェハー・ディサイプルズ14-8バッド=ハンブルグ・ホーネッツハー・ディサイプルズ13-0バッド=ハンブルグ・ホーネッツマンハイム・トルネードス1-2マインツ・アスレチックス
9日北地区ボン・キャピタルズ2-0ハンブルグ・スティーラーズザールルイ・ホーネッツ1-12シュツットガルト・レッズザールルイ・ホーネッツ2-12シュツットガルト・レッズ第3節
15日北地区ハンブルグ・スティーラーズ12-0ケルン・カージナルスハンブルグ・スティーラーズ10-0ケルン・カージナルス南地区バッド=ハンブルグ・ホーネッツ2-15レーゲンスブルグ・レギオネーレバッド=ハンブルグ・ホーネッツ0-9レーゲンスブルグ・レギオネーレマンハイム・トルネードス6-13ハイデンハイム・ハイデコッフェシュツットガルト・レッズ5-12ハー・ディサイプルズマインツ・アスレチックス19-0ザールルイ・ホーネッツ
16日北地区ドルトムント・ワンダラーズ4-3パダーボーン・アンタッチャブルスドルトムント・ワンダラーズ0-5パダーボーン・アンタッチャブルスゾーリンゲン・アリゲーターズ0-2ボン・キャピタルズゾーリンゲン・アリゲーターズ1-17ボン・キャピタルズ南地区マインツ・アスレチックス19-3ザールルイ・ホーネッツマンハイム・トルネードス3-9ハイデンハイム・ハイデコッフェ
17日南地区ハー・ディサイプルズ10-0シュツットガルト・レッズ ドイツリーグでは第3節までを終え、南地区のハイデコッフェの勢いが止まらない状況となっています。第2節では、南地区最大のライバルであるレギオネーレを2試合続けて撃破。第3節でもトルネードス相手に打ち勝ちました。そのトルネードスは、第2節の対アスレチックス1回戦で驚異の大逆転劇を展開。9回表の時点で0-10と大量リードされていたのを、わずか1イニングで11得点を奪ってひっくり返してみせました。最後はドミニク・ヘフナーのサヨナラ打で試合をものにしています(あれ、なんか似たような試合を第1節でも見たような)。 一方の北地区では、第2節から登場のキャピタルズが開幕4連勝。第3節ではアリゲーターズをスイープし、今年も優勝候補に挙げられる存在として盤石の横綱相撲を見せています。一方、新規昇格組のワイルドファーマーズも奮闘中。第2節の対ワンダラーズ2連戦では、リトアニア人のエドヴァルダス・マトゥセヴィシウスが投打にわたり活躍。1回戦では投手として、2回戦では野手として勝利に大きく貢献しています。 ところで、第3節のディサイプルズ‐レッズ2回戦において、7回参考ながらノーヒットノーランの記録が生まれました。ディサイプルズ先発のライアン・ボリンジャー投手が15奪三振の快投を披露、大記録を達成しています。この日は打線も相手先発のジェームズ・ジェンセン投手を7回9失点、被安打16と滅多打ちにしてKO。投打ががっちりとかみ合った一戦となりました。ボリンジャー投手、ノーヒットノーラン達成おめでとうございます!!
ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/results-german-baseballbundesliga-april-7-9-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-german-baseballbundesliga-april-15-17-2017/
チェコリーグ(第2~3節)
第2節
7日オリンピア・ブランスコ1-2フロッシ・ブルノドラッシ・ブルノ6-3コトラーカ・プラハオストラヴァ・アローズ7-1テンポ・タイタンズ
8日コトラーカ・プラハ0-7ドラッシ・ブルノスコカニ・オロモウツ2-1プラハ・イーグルスオストラヴァ・アローズ10-5テンポ・タイタンズフロッシ・ブルノ4-3オリンピア・ブランスコスコカニ・オロモウツ1-8プラハ・イーグルストレビシ・ニュークリアーズ0-3テクニカ・ブルノ
9日テクニカ・ブルノ5-0トレビシ・ニュークリアーズ第3節
12日プラハ・イーグルス7-21ドラッシ・ブルノ
14日オリンピア・ブランスコ0-4トレビシ・ニュークリアーズオストラヴァ・アローズ7-4コトラーカ・プラハドラッシ・ブルノ8-5プラハ・イーグルス
15日オストラヴァ・アローズ23-13コトラーカ・プラハフロッシ・ブルノ4-8スコカニ・オロモウツフロッシ・ブルノ1-2スコカニ・オロモウツドラッシ・ブルノ4-3プラハ・イーグルステクニカ・ブルノ16-1テンポ・タイタンズトレビシ・ニュークリアーズ1-6オリンピア・ブランスコ
16日テクニカ・ブルノ12-6テンポ・タイタンズ チェコリーグでは、今年も王者ドラッシが好調。第3節までを終えて7戦全勝としています。第2節ではコトラーカ相手に2戦続けて快勝、イーグルスとの3連戦となった第3節でも初戦で大量21得点を挙げて圧勝するなど、勢いが衰えることはありませんでした。1.5ゲーム差の2位にはこちらも2節にわたって全勝を決めたアローズ。15日に行われた第3節のコトラーカ戦は、両チーム合わせて36得点の大乱戦となりましたが、打線の破壊力で上回り白星をものにしています。ブランすことニュークリアーズは第3節で星を分け合い、これで今シーズン全敗のチームは消滅することとなりました。ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/results-czech-extraleague-april-7-9-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-czech-extraleague-april-14-16-2017/
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ヨーロッパリーグ結果速報(4月9~16日) pt.2
オランダリーグ(第1節)
13日
DSS4-11L&Dアムステルダム・パイレーツホーフドループ・パイオニア―ズ4-14HCAW
UVV11-1オースターホート・ツインズ
15日
HCAW2-4ホーフドループ・パイオニア―ズ
L&Dアムステルダム・パイレーツ15-5DSS
オースターホート・ツインズ3-8UVV
16日
DSS1-11L&Dアムステルダム・パイレーツホーフドループ・パイオニア―ズ3-5HCAW
UVV7-6オースターホート・ツインズ 昨シーズン終了後、財政的な事情によりコレンドン・キンヘイムがリーグを脱退することとなってしまったオランダリーグ。今季は1球団減の7球団体制で行われることになり、第1節はキュラソー・ネプチューンズがオフとなって3カード9試合が行われました。 パイレーツはDSS相手に3試合連続で2桁得点を挙げ、ツインズを3タテしたUVVともどもスイープを達成。最大のライバルの登場を前に、今年も快調なスタートを切りました。2回戦では、くしくも今日が誕生日となる先発ケビン・ハイステックが、6回2失点の好投で勝利に貢献しています。UVVは対ツインズ3回戦で、マイク・バズインとランディ・ダールが揃って9回に適時打を放ち、土壇場での逆転でスイープを飾りました。 ソース:http://www.mister-baseball.com/results-dutch-hoofdklasse-april-13-16-2017/
イタリアリーグ(第1節)
パドゥーレ3-12UGFフォルティチュード・ボローニャパドゥーレ0-11UGFフォルティチュード・ボローニャエンジェルサービス・ネットゥーノ7-4パルマ・エンジェルスエンジェルサービス・ネットゥーノ7-5パルマ・エンジェルスノヴァーラ・ユナイテッド5-1A.S.D.リミニノヴァーラ・ユナイテッド7-4A.S.D.リミニ
T&Aサンマリノ・タイタンズ13-3トマッシン・パドーヴァ
T&Aサンマリノ・タイタンズ5-2トマッシン・パドーヴァ イタリアリーグ第1節では、いきなり衝撃の大番狂わせが起きました。昨シーズン、36試合でわずか2勝しか挙げられず7位に沈んだノヴァーラが、リミニ相手にスイープを決めてみせたのです。1回戦では、今季からイタリア球界に乗り込んだスペイン代表のオスカー・アングロの適時三塁打などで、4回に一挙4点を先制。終盤に追い上げを許すも、ジョナサン・アリスティルとラウル・ルイスの継投で逃げ切りました。 アングロは2回戦でも2安打1打点の活躍。この試合、ノヴァーラは一度は3回に逆転を許すのですが、そこから盛り返して6回と7回に2点ずつを挙げて再逆転に成功しています。IBLに所属した過去4シーズン、一度も7位以上に上がれなかったノヴァーラのこの成長ぶりは驚きの一言。今年は彼らが大いに盛り上げてくれるシーズンとなるのかも?
その他のカードも全てスイープという結末に終わりました。ボローニャは1回戦で相手先発のマルコ・コスタンティーニを4回11失点と打ち崩すなど打線が爆発、新参入のパドゥーレに力の差を見せつけました。タイタンズは1回戦で4回に一挙7得点と打線がつながり、元大リーガーのマーク・ティーエンを今季から迎えたパドーヴァを破っています。ソース:http://www.mister-baseball.com/results-italian-baseball-league-april-14-15-2017/
ベルギーリーグ(第1節)
15日ドールン・スパルタンズ6-0LLNフェニックスドールン・スパルタンズ3-0LLNフェニックスブラスチャート・ブレーブス7-17モートセル・スターズブラスチャート・ブレーブス13-12モートセル・スターズボーガーホート・スクイレルズ12-2ロイヤル・グレイズ
16日ボーガーホート・スクイレルズ7-2ロイヤル・グレイズ ベルギーリーグ第1節では計6試合が行われました。昨季王者のスパルタンズは、フェニックス相手に2試合連続完封勝ちと好調なスタート。スクイレルズもグレイズを2試合続けて下しています。一方、唯一星を分け合ったブレーブス―スターズ2連戦は大荒れの展開に。初戦ではスターズが大量17得点の猛攻で勝利しましたが、2回戦では両チーム計25得点の乱打戦の末にブレーブスが勝利しています。ソース:http://www.mister-baseball.com/results-belgian-division-april-15-16-2017/
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ヨーロッパリーグ結果速報(4月22~23日) pt.1
スペインリーグ(第4~5節)
第4節
C.D.パンプローナ3-12バレンシア・アストロズ
C.D.パンプローナ4-15バレンシア・アストロズプエルトクルーズ・マーリンズ1-7C.B.サンボイプエルトクルーズ・マーリンズ7-2C.B.サンボイ
C.B.ビラデカンス3-4ベースボール・ナヴァーラ
C.B.ビラデカンス18-15ベースボール・ナヴァーラベースボール・バルセロナ2-0サンイナジオ・ビルバオベースボール・バルセロナ7-4サンイナジオ・ビルバオ第5節ベースボール・ナヴァーラ0-19プエルトクルーズ・マーリンズベースボール・ナヴァーラ2-14プエルトクルーズ・マーリンズ
C.D.パンプローナ2-12ベースボール・バルセロナ
C.D.パンプローナ4-16ベースボール・バルセロナサンイナジオ・ビルバオ4-1C.B.ビラデカンスサンイナジオ・ビルバオ10-3C.B.ビラデカンス
C.B.サンボイ3-1バレンシア・アストロズ
C.B.サンボイ0-14バレンシア・アストロズ スペインリーグ第4節と第5節では、8カード中5カードがスイープという結果になりました。第4節ではアストロズがパンプローナ相手に2戦続けて打線が大爆発。実力の差を見せつけてスイープを決めました。バルセロナもビルバオ相手に2連勝を決めています。ビラデカンスとナヴァーラの2連戦は、1回戦と2回戦で対照的なスコアに。ただ結果自体はいずれも接戦で、お互いに星を分け合う結果となりました。 一方、第5節で打線が猛威を振るったのはマーリンズ。前節では敗れながらも15得点を挙げたナヴァーラ打線を封じる一方、2試合計33得点の猛打で力の差を見せつけました。アストロズはサンボイ相手に初戦を接戦の末落としたものの、2回戦ではジーン・アセべドとサンデル・キューバスが揃って本塁打、計7打点の活躍でライバルを粉砕しています。ソース一覧
http://www.flashscore.co.jp/baseball/spain/division-de-honor/results/
http://www.mister-baseball.com/results-spanish-division-de-honor-baseball-april-22-23-2017/
フランスリーグ(第4節)
パリ大学クラブ2-7ルーアン・ハスキーズパリ大学クラブ4-8ルーアン・ハスキーズサンランベール・ダックス1-9セナート・テンプライアーズサンランベール・ダックス2-11セナート・テンプライアーズモンティニー・クーガーズ0-1モンペリエ・バラクーダーズモンティニー・クーガーズ1-3モンペリエ・バラクーダーズサヴィニー・ライオンズ2-7クレアモント・アルヴェーヌスサヴィニー・ライオンズ6-4クレアモント・アルヴェーヌス フランスリーグ第4節では、首位ハスキーズがパリ大学クラブ相手に2度の快勝を収め、開幕からの連勝を8に伸ばしました。テンプライアーズは2試合計11失策という相手の守乱にも乗じて、最下位ダックス相手に2度の大勝。ただ、2回戦ではダックス先発ハーヴェイ・ガルシアの7回11奪三振1失点という好投もあり、終盤2イニングの大量点で逆転勝ちした形となりました。ダックスにとっては今季初勝利目前だっただけに、悔しい一敗となったのは間違いないでしょう。 クーガーズはバラクーダーズとの2度の投手戦を制しスイープ達成。2試合とも3投手の継投で逃げ切りました。クーガーズは1回戦のマクセンス・エステバンが1失点完投(自責点0)、2回戦のマクシミン・モンバイグが7回2失点(自責点1)と両先発が試合を作ったものの、打線の無援護に泣く形となっています。ライオンズとアルヴェーヌスはともに星を分け合いました。ソース:http://www.mister-baseball.com/results-french-division-april-23-2017/
ドイツリーグ(第4節)
21日南地区レーゲンスブルグ・レギオネーレ11-3シュツットガルト・レッズ
22日南地区マンハイム・トルネードス3-1バッド=ハンブルグ・ホーネッツマンハイム・トルネードス9-1バッド=ハンブルグ・ホーネッツレーゲンスブルグ・レギオネーレ5-1シュツットガルト・レッズハイデンハイム・ハイデコッフェ8-7マインツ・アスレチックス
23日北地区ケルン・カージナルス1-8ゾーリンゲン・アリゲーターズケルン・カージナルス4-7ゾーリンゲン・アリゲーターズドルトムント・ワンダラーズ1-3ハンブルグ・スティーラーズドルトムント・ワンダラーズ2-0ハンブルグ・スティーラーズドーレン・ワイルドファーマーズ1-2パダーボーン・アンタッチャブルズドーレン・ワイルドファーマーズ3-2パダーボーン・アンタッチャブルズ南地区ハイデンハイム・ハイデコッフェ8-3マインツ・アスレチックスザールルイ・ホーネッツ4-7ハー・ディサイプルズザールルイ・ホーネッツ2-10ハー・ディサイプルズ ドイツリーグ第4節では、ボン・キャピタルズ以外の全チームが試合を消化しました。北地区ではアリゲーターズがカージナルス相手に連勝。1回戦では先発アンドレ・ヒューズが好投を見せ、2回戦では0-4のビハインドから逆転勝ちを収めています。ワイルドファーマーズはアンタッチャブルズと星を分け合いましたが、2回戦での白星は球団史上初の同球団相手の勝利となりました。ワンダラーズは2回戦でデニス・ステッチマンがサヨナラ弾を放ち、対スティーラーズ2連戦でのスイープを回避しました。 南地区では全カードがスイープという結果に。首位ハイデコッフェは、2回戦でのシモン・ゲーリングの2本塁打の活躍もあり、アスレチックスをスイープして開幕から8連勝としました。レギオネーレは1回戦で先発ニクラス・リメルが6回1失点の好投。こちらもレッズ相手に2連勝を決めています。ディサイプルズとトルネードスも、それぞれ今節で2度の快勝を収めました。ソース:http://www.mister-baseball.com/results-german-baseballbundesliga-april-21-23-2017/
チェコリーグ(第4節)
21日オリンピア・ブランスコ5-13テクニカ・ブルノドラッシ・ブルノ10-0テンポ・タイタンズオストラヴァ・アローズ7-1トレビシ・ニュークリアーズ
22日スコカニ・オロモウツ7-8コトラーカ・プラハスコカニ・オロモウツ1-6コトラーカ・プラハフロッシ・ブルノ4-7プラハ・イーグルスフロッシ・ブルノ4-3プラハ・イーグルステクニカ・ブルノ2-1オリンピア・ブランスコテンポ・タイタンズ2-5ドラッシ・ブルノトレビシ・ニュークリアーズ0-10オストラヴァ・アローズ チェコリーグ第4節では、ドラッシ・アローズ・テクニカの上位3チームが揃ってスイープを達成しました。ここまでドラッシが開幕から唯一の全勝で首位、1.5ゲーム差の2位にアローズ、2.5ゲーム差の3位にテクニカがつけています。コトラーカとスコカニの2連戦は、初戦で打ち合いを制し2回戦でも危なげなく白星を飾ったコトラーカに軍配。イーグルスとフロッシは白星を分け合いました。ソース:http://www.mister-baseball.com/results-czech-extraleague-april-21-22-2017/
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ヨーロッパリーグ結果速報(4月22~23日) pt.2
オランダリーグ(第2節)
20日オースターホート・ツインズ5-7DSS
HCAW7-1UVV
L&Dアムステルダム・パイレーツ5-1キュラソー・ネプチューンズ
22日キュラソー・ネプチューンズ6-9L&Dアムステルダム・パイレーツ
DSS23-11オースターホート・ツインズ
UVV0-4HCAW
23日
HCAW7-6UVV
L&Dアムステルダム・パイレーツ2-12キュラソー・ネプチューンズオースターホート・ツインズ5-6DSS
オランダリーグ第2節では、前節でオフだったネプチューンズが一足遅くシーズンに突入。いきなりパイレーツとのライバル対決に臨むこととなりました。1回戦と2回戦では、パイレーツが誇るロブ・コルデマンスとケビン・ハイステックの前に連敗を喫したネプチューンズでしたが、3回戦では8回に一挙9得点を挙げる大爆発で、パイレーツ救援陣を粉砕してみせました。中でも、3番手ギルマー・ランプは1/3を投げて被安打5、6失点という大炎上っぷりでした。 打線が大爆発、という点ではさらに輪をかけてド派手だったのが、22日のDSS-ツインズ戦。両チーム合わせて34得点という時点でも十分凄いのですが、この試合で後攻だったDSSは7回に一挙10得点の猛攻。最後は20-11の場面からジェウィ・アッペルマンがサヨナラ3ランを放ち、10点差ルールによりコールド勝ちに持ち込んでいます。これだけの打ち合いにもかかわらずコールド決着で、本塁打も両軍合わせて2本だけ。いわゆる馬鹿試合というのはまさにこういう一戦のことをいうのでしょうね。ソース:http://www.mister-baseball.com/dutch-hoofdklasse-curacao-neptunus-hands-pirates-loss/
イタリアリーグ(第2節)
UGFフォルティチュード・ボローニャ10-0エンジェルサービス・ネットゥーノ
UGFフォルティチュード・ボローニャ4-6エンジェルサービス・ネットゥーノパルマ・エンジェルス10-1パドゥーレパルマ・エンジェルス6-2パドゥーレ
A.S.D.リミニ1-3T&Aサンマリノ・タイタンズ
A.S.D.リミニ1-3T&Aサンマリノ・タイタンズトマッシン・パドーヴァ7-0ノヴァーラ・ユナイテッドトマッシン・パドーヴァ0-3ノヴァーラ・ユナイテッド イタリアリーグ第2節では、前年度王者のボローニャがネットゥーノ戦で今季初黒星。アンドレア・ピジッコーニ(ボローニャ)とミルヴィオ・アンドレオッツィ(ネットゥーノ)の投げ合いとなった2回戦は序盤から点の取り合いとなり、両先発とも5回持たずでの降板となりました。ネットゥーノは5回表にルシアーノ・ルナ、フェデリコ・ジョルダーニ、ヴィニシオ・スパラーニャが適時打を放ち3得点。これが結局最後までものをいう結果となっています。 タイタンズはリミニ相手に、2試合続けて同じスコアでスイープ達成。エンジェルスも、1回戦でロレンツォ・マエストリの4打数4安打1本塁打と活躍するなど、好調な打線の力でパドゥーレを2度破りました。前節のリミニ戦でいきなり大サプライズを見せたノヴァーラは、パドーヴァとの2連戦で1勝1敗。ただ、開幕4試合で既に昨季を上回る3勝目をマークしています。前節でも好投したジョナサン・アリスティルは、今回も6回を投げて被安打2、10奪三振で無失点というナイスピッチングでした。ソース:http://www.mister-baseball.com/italian-baseball-league-sweeps-san-marino-parma/
ベルギーリーグ(第2節)
22日
LLNフェニックス5-6モートセル・スターズ
LLNフェニックス5-7モートセル・スターズブラスチャート・ブレーブス5-2ボーガーホート・スクイレルズブラスチャート・ブレーブス2-12ボーガーホート・スクイレルズロイヤル・グレイズ5-7ドールン・スパルタンズ
23日ドールン・スパルタンズ16-6ロイヤル・グレイズ ベルギーリーグ第2節では、前節でフェニックスをスイープしたスパルタンズがグレイズとのホーム&アウェイシリーズを2度制し、開幕から4連勝としました。スターズはフェニックスとの2度の接戦をものにし、ブレーブスと星を分け合ったスクイレルズともども1ゲーム差の2位タイにつけています。ソース:http://www.mister-baseball.com/results-belgian-bbg-april-22-23-2017/
スイスリーグ(第1節)
22日チューリッヒ・バラクーダーズ2-8サーウィル・フライヤーズチューリッヒ・バラクーダーズ8-2サーウィル・フライヤーズルツェルン・イーグルス1-4チューリッヒ・チャレンジャーズルツェルン・イーグルス3-5チューリッヒ・チャレンジャーズ
23日シザック・フロッグス12-1ベルン・カージナルスシザック・フロッグス5-17ベルン・カージナルス いよいよ開幕を迎えたスイスリーグ。昨シーズン1部リーグに参戦していたジョナ・バンディッツが脱退した関係で、今節はオフとなるウィル・デビルズを含めた7球団体制となりました。 唯一のスイープを決めたのはチャレンジャーズ。イーグルス相手に快調なスタートを切りました。昨年のファイナルをいきなり再現する形となったバラクーダ―ズ‐フライヤーズ戦は1勝1敗。それも、2試合続けて最終スコアが同じで勝者のみ入れ替わるという珍しい結果でした。強豪カージナルスはフロッグスとの初戦でいきなり大敗を喫しましたが、2回戦では17得点を奪いきっちりリベンジしています。ソース:http://www.mister-baseball.com/results-swiss-nationalliga-april-22-23-2017/
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BCリーグレポート2017 5月3日 南会津びわのかげ球場
会津若松と鬼怒川温泉に挟まれた南会津で初めて行われたルートインBC公式戦。福島ホープスと武蔵ヒートベアーズのカードが実施された。 1983年の球場創設の年に行われたイースタンリーグ以来のプロ野球とあって、地元の少年野球チームを中心に小さなスタンドが7割がた埋まる盛況を見せた。 試合は、武蔵・小沼、福島・笠原で開始。初回にいきなり4番ボウカーのタイムリーと5番高橋祥(あきら)のバックスクリーン左へのホームランで3点を先制した福島が終始試合の主導権を握った。 高橋はこの日3安打の大当たり。
6回にもボウカーの打った瞬間それとわかるライトへのアーチに続いてこの日2本目になるこれまたセンターオーバーの2号ソロを放った。「調子はいつもどおり。それが今日は結果として出ただけ」と試合後、淡々と語ったのも自身の表れだろう。6回を終わって6対2とリードしたときは、このまま試合は終わるかと思われた。
(4回にタイムリー2塁打を放ったボウカー) しかし、福島はリリーフ陣が乱れた。8回頭からマウンドに登った元ロッテ・阪神のベテラン、加藤が先頭打者をいきなり死球で出塁させると、武蔵7番の熊谷のツーベース、ファースト・ボウカーのエラーで2点を失うと、9回にクローザーとして登板したウルタドが全く制球が定まらず、2安打3四死球の大乱調。同点に追いつかれてしまう。 最終の9回裏には、岩村監督が「代打オレ」とばかりに打席立ち四球を選ぶが、結局福島打線は得点できず、試合は引き分けに終わった。
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BCリーグレポート2017 5月5日 信濃グランセローズ対新潟アルビレックス(小諸・南城公園野球場)
この日のBCリーグめぐりは長野県小諸市、全国でも珍しい穴城と呼ばれる窪地にある小諸城で有名なこの町だが、野球場も窪地に立地している。南城公園野球場の名が示すように、球場の裏山にも城があったという。ここで行われたのは信濃グランセローズと新潟アルビレックスの一戦。 信濃・名取(東海大三高)、新潟・トルスの先発で始まった。トルスは、この3月のWBCでオーストラリア代表の一員として日本でも登板した左腕で、4月22日には武蔵相手にノーヒットノーランを成し遂げている。 地元記者いわく、調子のいい悪いがはっきりし、マウンドに立ってみないとわからないという名取だったが、その言葉通り立ち上がりに苦しむ。先頭の宮沢(日体大)にいきなり死球を与えると、2番ガーナ―(ニューブリテン・アトランティックリーグ)に簡単にレフト前に弾き返される。そして3番稲葉(城西大)にもスローカーブを当ててしまう。さして痛くもない死球に稲葉はガッツポーズをしながら1塁へ進み、ノーアウト満塁。 しかしこの絶好のチャンスに4番纐纈(美濃加茂高)は4-6-3のゲッツー。結局立ち上がりを不安視された名取からこの併殺の間の1点だけに終わった新潟は、その後も追加点に苦しむ。 それでも新潟は5回、三木(姫路獨協大)のソロホームランで1点を追加、試合前半を2対0で折り返した。 2まわり目くらいから信濃打線に大きな飛球を打たれ、つかまりそうでつかまらなかったトルスだが、6回、トップバーターのライ(地球環境高)に3塁打を許すと、前の打席でこれまた3塁打を放っている小林(上田西高)にレフト前タイムリーを打たれ1点を失った。地元小諸出身ということもありスタメン起用された小林だが、地元ファンの声援にも後押しされ、 このあと信濃は8回から浅見(あざみ,東京国際大)を投入し、勝負をあきらめない姿勢を見せたが、これが裏目に出た。浅見は、1アウトから3番稲葉に死球を与えると、続く纐纈にレフト前にもっていかれる。この打球を信濃のレフト、永富(日大明誠高)がはじき、代走渡辺貴洋がホームイン。決定的なダメ押し点を新潟はもぎ取った。浅見はさらに、途中から出場の足立にも死球を与え、2アウト満塁にしてしまうが、ここはこの日ホームランを打っている三木を三振に討ち取った。 新潟はさらに9回、この回からマウンドに登った寺本(東海大海洋学部)から2本のツーベースなどでさらに2点を追加、勝利を確実なものにした。 トルスは9回もマウンドに登り、2アウトから大平(元日本ハム)にセンターオーバーのツーベースを打たれたものの、最後は代打パク(元キア・韓国)
球の勢いは最後まで衰えることがなく、7奪三振1失点で試合をしめた。
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空から野球場 その2
【お知らせ】試合結果や主なブログ内容は2016/6/16からLINE BLOGの「室井昌也(韓国プロ野球の伝え手)オフィシャルブログ」に掲載しています。そちらもどうぞご覧ください。<本文>今年で14年連続の発行となる、僕の編著書「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2017」(論創社刊。韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)の先行予約受付を開始しました。→【先行予約販売】韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2017
「近くに大きな書店がない…」「少しでも早く手に入れたい…」というご要望にお応えして、全国の書店に並ぶ前にお届け可能なご予約販売です。最短で5月15日のお届けとなります。ご興味ございましたらご検討ください。受け付けは5月15日(月)15時までです。本の詳細、読者のみなさんからのメッセージは下記リンクに掲載しています。→「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2017」本についての一般発売などはまた追ってご案内します。さて表題の件。昨年12月に飛行機の窓から外を眺める楽しみと、上空から野球場を写真に収めることについて記しました。→空から野球場(2016/12/4のブログ)前回掲載の一部。僕にとって地図好きの心を満たす娯楽のひとつです。2014年9月1日以降、離着陸時にもデジカメ(デジタル一眼レフ)が使えるようになったので撮れるチャンスが増えました(軍民共用空港除く)。前回から半年。その間、新たに撮った写真があるので以下に掲載します。緑の森に湧き上がっちゃっています、メットライフドーム。周囲はホントにエメラルドですね!森の次は海。ニューオープンのこちらです。マリーンズの二軍公式戦も行われる浦安市運動公園野球場です。引いてみると、夢の国がすぐお隣であることがわかります。右端が浦安市運動公園野球場です。羽田、成田の両空港を使うことが多い僕にとって毎度、おなじみなのがこちら。
ZOZOマリンスタジアム。この名称になってからの初撮りです。韓国では先日、プサンサジク球場周辺上空を飛んだことがあったのですが、残念ながらシャッターチャンスを逃してしまいました。。。前回、今回と掲載した以外にもアマチュアで使用の野球場も目に飛び込んでいたら撮っているのですが、場所の特定まではやってないですね。あくまで息抜きの範疇です。また機会があったら載せたいと思いまーす!★7/5スタート!『室井昌也の韓国野球を観に行こう!』(ラジオ日本毎週火曜日午前11時05分から。「Hello!I,Radio(ハロー!アイレディオ)」内)★新刊著書『野球愛は日韓をつなぐ』現場取材にこだわって韓国紙に書き綴った、11年間、約500本のコラムから97本を厳選!★運営サイト★韓国プロ野球応援サイトストライク・ゾーン★Facebookページ★ストライク・ゾーン★著書★2017年で14年目!『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2017』★著書★『ラジオのお仕事』2015年10月発売!★著書★『交通情報の女たち』2014年11月発売!★個人サイト★室井昌也★たまに球界情報もつぶやいてます★室井昌也 (muroi_m) on Twitter
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ヨーロッパリーグ結果速報(4月29~5月7日) pt.1
スペインリーグ(第6~7節)
第6節ベースボール・ナヴァーラ0-19バレンシア・アストロズベースボール・ナヴァーラ2-19バレンシア・アストロズ
C.B.ビラデカンス0-9C.B.サンボイ
C.B.ビラデカンス2-13C.B.ビラデカンス
C.D.パンプローナ9-0サンイナジオ・ビルバオプエルトクルーズ・マーリンズ4-6ベースボール・バルセロナプエルトクルーズ・マーリンズ7-4ベースボール・バルセロナ※C.D.パンプローナ‐サンイナジオ・ビルバオ2回戦は雨天中止第7節ベースボール・ナヴァーラ0-15ベースボール・バルセロナベースボール・ナヴァーラ6-11ベースボール・バルセロナサンイナジオ・ビルバオ0-9プエルトクルーズ・マーリンズサンイナジオ・ビルバオ8-3プエルトクルーズ・マーリンズ
C.B.サンボイ6-0C.D.パンプローナ
C.B.サンボイ13-3C.D.パンプローナバレンシア・アストロズ11-1C.B.ビラデカンスバレンシア・アストロズ16-4C.B.ビラデカンス スペインリーグ第6節では、首位マーリンズがバルセロナ相手に今季2敗目を喫しました。初回に内野ゴロと暴投で2点を先制したマーリンズでしたが、その後先発ヨルフランク・ロペスをバルセロナ打線が攻略し、7回終了時点で2-4と逆転を許してしまいます。8回にビクター・ベラスケスの適時打などで何とか追いついたものの、その直後にパウ・サンチョが決勝2ランを放ち決着がつきました。 マーリンズは2回戦ではきっちりやり返し首位の座はキープ。ビラデカンスを2度続けて大差で破ったサンボイが、雨天中止による2試合未消化はありながらも同じ2敗の2位で並んでいます。バルセロナに8勝4敗で3位タイに並ばれたアストロズも、ナヴァーラを投打に圧倒。パンプローナ‐ビルバオ戦は2回戦が雨天中止となりました。 続く第7節では、ビルバオがマーリンズ相手に番狂わせを達成。2回戦で相手先発のエース、レスリー・ナカーに14安打を浴びせ、7回6失点でKOしてみせました。マーリンズはこの1敗で、パンプローナ相手に2度続けて大勝したサンボイに追い抜かれ首位を明け渡す結果に。一昨年、欧州代表の一員として東京ドームでも登板した右腕の今季初黒星は、非常に痛い敗戦となりました。ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/results-spanish-division-de-honor-april-29-30-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-spanish-division-de-honor-baseball-6-7-2017/
フランスリーグ(第5節)
クレアモント・アルヴェーヌス1-5ルーアン・ハスキーズクレアモント・アルヴェーヌス1-12ルーアン・ハスキーズモンペリエ・バラクーダーズ4-7セナート・テンプライアーズモンペリエ・バラクーダーズ2-4セナート・テンプライアーズパリ大学クラブ1-11モンティニー・クーガーズパリ大学クラブ5-10モンティニー・クーガーズサンランベール・ダックス4-7サヴィニー・ライオンズサンランベール・ダックス1-14サヴィニー・ライオンズ フランスリーグ第5節では、首位ハスキーズがアルヴェーヌスをスイープし、開幕からの連勝を10に伸ばしました。1回戦では、アルヴェーヌスの日本人右腕・佐野川亮が先発。11安打を浴びながらも7回4失点と粘りましたが、味方打線がエステバン・プリオールとジーン・グラナドスの2投手の前に1得点に抑えられ、3敗目を喫する結果となっています。 その他のカードも全てビジターチームがスイープという結果に。クーガーズは1回戦で先発トーマス・カバニエルが7回1失点の好投を見せるなど、投打に実力差を見せつけてパリ大学クラブに連勝。テンプライアーズはバラクーダ―ズ、ライオンズは未だ勝ち星のないダックスをそれぞれ破っています。ソース:http://www.mister-baseball.com/results-french-division-april-30-2017/
ドイツリーグ(第5節及び第5節予備)
第5節
28日南地区マンハイム・トルネードス7-4シュツットガルト・レッズ
29日北地区ハンブルグ・スティーラーズ0-7パダーボーン・アンタッチャブルズハンブルグ・スティーラーズ7-2パダーボーン・アンタッチャブルズゾーリンゲン・アリゲーターズ5-2ドルトムント・ワンダラーズゾーリンゲン・アリゲーターズ7-4ドルトムント・ワンダラーズ南地区バッド=ハンブルグ・ホーネッツ1-11ハイデンハイム・ハイデコッフェバッド=ハンブルグ・ホーネッツ0-14ハイデンハイム・ハイデコッフェシュツットガルト・レッズ12-4マンハイム・トルネードスハー・ディサイプルズ4-6マインツ・アスレチックス
30日北地区ボン・キャピタルズ11-1ドーレン・ワイルドファーマーズボン・キャピタルズ1-3ドーレン・ワイルドファーマーズ南地区ザールルイ・ホーネッツ4-11レーゲンスブルグ・レギオネーレザールルイ・ホーネッツ0-12レーゲンスブルグ・レギオネーレハー・ディサイプルズ1-2マインツ・アスレチックス第5節予備
5日南地区マインツ・アスレチックス6-4レーゲンスブルグ・レギオネーレ
6日南地区マインツ・アスレチックス7-2レーゲンスブルグ・レギオネーレ
7日北地区ケルン・カージナルス1-16パダーボーン・アンタッチャブルスケルン・カージナルス0-2パダーボーン・アンタッチャブルス ドイツリーグ第5節では、北地区首位を走るキャピタルズが昇格組のワイルドファーマーズ相手に今季初黒星を喫しました。1回戦こそ2桁得点で圧勝したキャピタルズでしたが、2回戦ではワイルドファーマーズ先発のジャレッド・ネイを最後まで捉えられず、完投勝利を許しています。スティーラーズは対アンタッチャブルズ2回戦でブレハン・マーフィーが2本の3ランを放つ大爆発、1勝1敗のスプリットに持ち込みました。 南地区では、首位ハイデコッフェがB.ホーネッツに快勝し開幕から無傷の10連勝。ライバルのレギオネーレもS.ホーネッツをスイープしています。この時点で、南地区ではアスレチックス、ディサイプルズ、レギオネーレ、トルネードスがいずれも6勝4敗で2位タイに並んでいましたが、翌週の予備日での直接対決でアスレチックスがレギオネーレに連勝、単独2位に浮上することに成功しています。ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/results-german-baseballbundesliga-april-28-april-30-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-german-baseballbundesliga-5-7-2017/
チェコリーグ(第5~6節)
第5節
29日フロッシ・ブルノ8-2トレビシ・ニュークリアーズフロッシ・ブルノ6-1トレビシ・ニュークリアーズテンポ・タイタンズ5-15プラハ・イーグルスコトラーカ・プラハ4-0オリンピア・ブランスココトラーカ・プラハ7-4オリンピア・ブランスコテクニカ・ブルノ3-1スコカニ・オロモウツテクニカ・ブルノ12-3スコカニ・オロモウツドラッシ・ブルノ3-10オストラヴァ・アローズ
30日スコカニ・オロモウツ5-8テクニカ・ブルノオストラヴァ・アローズ0-3ドラッシ・ブルノオストラヴァ・アローズ2-10ドラッシ・ブルノトレビシ・ニュークリアーズ0-7フロッシ・ブルノオリンピア・ブランスコ0-6コトラーカ・プラハ第6節
5日オリンピア・ブランスコ8-9スコカニ・オロモウツプラハ・イーグルス0-5オストラヴァ・アローズ
6日プラハ・イーグルス2-5オストラヴァ・アローズトレビシ・ニュークリアーズ3-2テンポ・タイタンズトレビシ・ニュークリアーズ1-2テンポ・タイタンズコトラーカ・プラハ8-0テクニカ・ブルノコトラーカ・プラハ8-7テクニカ・ブルノスコカニ・オロモウツ4-3オリンピア・ブランスコフロッシ・ブルノ1-6ドラッシ・ブルノ チェコリーグ第5節では、開幕から連勝を続けてきたドラッシの快進撃がついにストップしました。29日のアローズ戦で先発ウェスリー・ローマーが4失策の守備陣に足を引っ張られ、自責点3ながらも10失点。6回に3点、9回にも5点を入れられ初黒星を喫しています。ただ、続く2試合はしっかりと制して勝ち越しには成功しました。第6節でもフロッシとのブルノダービーに快勝、傷口は何とか広がらずに済んだようです。 1.5ゲーム差で追う2位のテクニカは、第5節でスコカニ相手にスイープ達成。しかし、第6節では一転してコトラーカに連敗し3.5ゲーム差の3位に後退。前節でドラッシに土をつけ、第6節ではイーグルスに連勝したアローズに追い越される形となり、若干ではありますが雲行きが怪しくなってきました。ニュークリアーズとタイタンズは第6節で星を分け合い、ともにようやく今季2勝目をマークしています。ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/results-czech-extraleague-april-29-30-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-czech-extraleague-5-6-2017/
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ヨーロッパリーグ結果速報(4月29~5月7日) pt.2
オランダリーグ(第3~4節)
第3節
28日キュラソー・ネプチューンズ10-5オースターホート・ツインズ
DSS0-17HCAW
UVV2-4ホーフドループ・パイオニア―ズ
29日
HCAW4-1DSS
ホーフドループ・パイオニア―ズ8-3UVV
オースターホート・ツインズ4-8キュラソー・ネプチューンズ
30日キュラソー・ネプチューンズ16-0オースターホート・ツインズ
DSS8-7HCAW
ホーフドループ・パイオニア―ズ10-5UVV
第4節
5日オースターホート・ツインズ1-8L&Dアムステルダム・パイレーツ
HCAW0-9キュラソー・ネプチューンズホーフドループ・パイオニア―ズ6-1DSS
6日キュラソー・ネプチューンズ2-0HCAW
DSS3-4ホーフドループ・パイオニア―ズ
L&Dアムステルダム・パイレーツ11-1オースターホート・ツインズ
7日
HCAW3-1キュラソー・ネプチューンズホーフドループ・パイオニア―ズ3-4DSS
オースターホート・ツインズ1-9L&Dアムステルダム・パイレーツ オランダリーグ第3節では、ネプチューンズが最下位ツインズ相手にその地力の差を見せつけました。1回戦で先発ディエゴマー・マークウェルが6回無失点と好投して勝利すると、続く2試合も制してスイープ達成。特に3回戦は、相手先発ブレンダン・シューメイカー以下3投手から計16得点を奪う圧勝でした。この試合では3番クリスティアン・ディアス以外の全野手が安打を放ち、8番アーヴィング・ケンプは3打数3安打3得点の大活躍を見せています。 ツインズの受難は続く第6節でも続き、今度はネプチューンズと昨年のファイナルを争ったパイレーツに一蹴される結果に。ここまでリーグで唯一勝ち星がないツインズ、早く光明を見出したいところです。パイオニアーズはDSSとの3連戦を2勝1敗と勝ち越すことに成功。ただ、3回戦の最終回に4番手マイケル・リーテルが勝ち越し打を許し、惜しくもスイープは逃してしまいました。ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/results-dutch-hoofdklasse-april-28-30-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-dutch-hoofdklasse-5-7-2017/
イタリアリーグ(第3~4節)
第3節
UGFフォルティチュード・ボローニャ6-1パルマ・エンジェルス
UGFフォルティチュード・ボローニャ10-0パルマ・エンジェルスエンジェルサービス・ネットゥーノ4-1パドゥーレエンジェルサービス・ネットゥーノ7-2パドゥーレ
A.S.D.リミニ6-5トマッシン・パドーヴァ
A.S.D.リミニ10-9トマッシン・パドーヴァ
T&Aサンマリノ・タイタンズ4-2ノヴァーラ・ユナイテッド
T&Aサンマリノ・タイタンズ9-0ノヴァーラ・ユナイテッド第4節ノヴァーラ・ユナイテッド2-3トマッシン・パドーヴァノヴァーラ・ユナイテッド8-0トマッシン・パドーヴァパドゥーレ6-5エンジェルサービス・ネットゥーノパドゥーレ2-4エンジェルサービス・ネットゥーノパルマ・エンジェルス0-11UGFフォルティチュード・ボローニャ
T&Aサンマリノ・タイタンズ3-5A.S.D.リミニ
T&Aサンマリノ・タイタンズ0-6A.S.D.リミニ※パルマ・エンジェルス‐UGFフォルティチュード・ボローニャ2回戦は雨天中止 イタリアリーグは第3節を以て、AとB2つのグループに分かれて戦うレギュラーシーズンの第1フェーズが終了。グループAでは第2節で相まみえたボローニャとネットゥーノが、揃ってスイープを決めて有終の美を飾っています。一方グループBでは、リミニとタイタンズがこちらもスイープ達成。リミニはパドーヴァ相手に、2試合続けての1点差ゲームを制するタフな週となりました。 続く第4節からは、AとBの両グループの垣根を越えて争う第2フェーズがスタート。エンジェルス‐ボローニャの2回戦が雨天中止となり、予定されていた8試合のうち7試合が行われました。前節でパドーヴァに連勝したリミニは、その勢いのままタイタンズ相手に今節唯一のスイープを達成。1回戦では先発リカルド・ヘルナンデスが5回1失点の好投、2回戦では2番フレディ・ノゲイラが5打数4安打1打点の活躍を見せています。ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/results-italian-baseball-league-april-28-29-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-italian-baseball-league-5-7-2017/
ベルギーリーグ(第3~4節)
第3節
29日
LLNフェニックス3-16ボーガーホート・スクイレルズ
LLNフェニックス5-7ボーガーホート・スクイレルズモートセル・スターズ3-4ドールン・スパルタンズロイヤル・グレイズ0-2ブラスチャート・ブレーブス
30日ドールン・スパルタンズ18-8モートセル・スターズロイヤル・グレイズ8-12ブラスチャート・ブレーブス第4節
6日ブラスチャート・ブレーブス2-1ドールン・スパルタンズブラスチャート・ブレーブス0-12ドールン・スパルタンズロイヤル・グレイズ11-1LLNフェニックスロイヤル・グレイズ0-12LLNフェニックスボーガーホート・スクイレルズ6-5モートセル・スターズ
7日モートセル・スターズ1-11ボーガーホート・スクイレルズ ベルギーリーグ第3節と4節では、計12試合が行われました。首位スパルタンズは第3節でスターズをスイープ。しかし第4節の対ブレーブス2連戦では、1回戦を接戦の末に惜しくも落とし連勝は6で止まりました。この結果、第3節からの4試合を全て制した2位スクイレルズとのゲーム差がなくなり、7勝1敗で両者が揃って首位に立つことになっています。 フェニックスは第3節でそのスクイレルズにスイープを許し、第4節の1回戦でもグレイズに大敗。しかし、2回戦では大量12得点を奪って完封勝ちし、今季初勝利を手にしました。なお、対戦相手のグレイズも1回戦での白星がようやく今季1勝目となっています。ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/results-belgian-bbg-april-29-30-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-belgian-bbg-6-7-2017/
スウェーデンリーグ(第1~2節)
第1節
29日ストックホルム・モナークス2-6リュクサンド・ランバージャックスストックホルム・モナークス10-14リュクサンド・ランバージャックスサンドバイバーグ・ヒート18-3レットビーク・ブッチャーズサンドバイバーグ・ヒート6-5レットビーク・ブッチャーズ第2節
2日サンドバイバーグ・ヒート17-2スウェーデンアカデミー
4日ストックホルム・モナークス4-10スウェーデン・アカデミー
5日ストックホルム・モナークス5-9サンズヴォール・モスキートスストックホルム・モナークス14-7サンズヴォール・モスキートスサンドバイバーグ・ヒート11-2リュクサンド・ランバージャックスサンドバイバーグ・ヒート12-4リュクサンド・ランバージャックス いよいよ開幕したスウェーデンリーグ。今季は合計7チームで優勝を争います。昨季王者のランバージャックスは、第1節でモナークス相手にスイープを決めて快調なスタート。開幕戦では「4番・三塁」で先発出場のダニエル・リンダーが5回からリリーフのマウンドに上がり、そのまま最後まで投げ切って今季最初の白星を手にしています。 ただ、第2節ではヒートにいずれも2桁失点を喫して連敗してしまいました。1回戦では先発エミール・サーリンが4回に突然崩れ、この回を投げ切れずに7失点の大炎上(この試合では「1番・投手」での出場で、それがスタミナ面に関して凶と出たのかも?)。2回戦でも4回と5回に計7失点を喫し、中盤の攻防が2度続けて課題となりました。ヒートは今季打線が好調で、ここまで5試合を全勝してうち4試合が2桁得点。第2節のアカデミー戦では3回に一挙13得点を奪うなど、まさしく今ホットな状態です。ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/results-swedish-elitserien-april-29-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-swedish-elitserien-2-6-2017/
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『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2017』先行入手ご希望の方はお急ぎください
【お知らせ】試合結果や主なブログ内容は2016/6/16からLINE BLOGの「室井昌也(韓国プロ野球の伝え手)オフィシャルブログ」に掲載しています。そちらもどうぞご覧ください。<本文>今年で14年連続の発行となる、僕の編著書「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2017」(論創社刊。韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)の先行お届けが間もなく可能となります。部数と流通事情の関係で全国の書店さんやネット書店さんに行き渡るのは5月下旬になると予想されますので、お早く手にされたい方は先行予約販売をご検討ください。→【先行予約販売】韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2017
最短で5月15日のお届け(宅急便配送ご希望の場合最短5月14日)となります。受け付けは5月15日(月)15時までです。「すぐ見たい!」という方にはデジタル版もございます。→デジタル版 5月2日から販売中(富士山マガジンサービス)毎年、韓国の野球に深く関心がある人に関わらず、幅広い野球好き、多くの野球関係者の方々、日韓以外の世界各地の方々にお手に取っていただいているこの書籍ですが、年刊ものということで部数と書店さんに並ぶ期間に限りがあります。ご興味お持ち下さった方は早めのご検討をお勧めいたします。また今回も選手名鑑ページに掲載の「ファンのいち推し」に多数のご応募誠にありがとうございました。掲載させていただいた方の中で、本のプレゼントの抽選に当選された方にはメールでご連絡をしております。本の詳細、読者のみなさんからのメッセージはこちらに掲載しています。→「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2017」★7/5スタート!『室井昌也の韓国野球を観に行こう!』(ラジオ日本毎週火曜日午前11時05分から。「Hello!I,Radio(ハロー!アイレディオ)」内)★新刊著書『野球愛は日韓をつなぐ』現場取材にこだわって韓国紙に書き綴った、11年間、約500本のコラムから97本を厳選!★運営サイト★韓国プロ野球応援サイトストライク・ゾーン★Facebookページ★ストライク・ゾーン★著書★2017年で14年目!『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2017』★著書★『ラジオのお仕事』2015年10月発売!★著書★『交通情報の女たち』2014年11月発売!★個人サイト★室井昌也★たまに球界情報もつぶやいてます★室井昌也 (muroi_m) on Twitter
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ヨーロッパリーグ結果速報(4月29~5月7日) pt.3
オーストリアリーグ(第1~3節)
第1節
21日ウィーン・ワンダラーズ5-1ウィーン・ノイシュタット・ダイビングダックス
22日トライスキルヒェン・グラスホッパーズ9-14ストックシティ・カブストライスキルヒェン・グラスホッパーズ4-5ストックシティ・カブスハード・ブルズ16-3フェルドカーシュ・カージナルスハード・ブルズ8-3フェルドカーシュ・カージナルスアタナン=プッシュハイム・アスレチックス8-4カフシュタイン・バイキングスアタナン=プッシュハイム・アスレチックス12-1カフシュタイン・バイキングスウィーン・ワンダラーズ0-6ウィーン・ノイシュタット・ダイビングダックス 第2節
29日トライスキルヒェン・グラスホッパーズ3-13ウィーン・ノイシュタット・ダイビングダックストライスキルヒェン・グラスホッパーズ5-4ウィーン・ノイシュタット・ダイビングダックスウィーン・メトロスターズ9-10ウィーン・ワンダラーズウィーン・メトロスターズ3-2ウィーン・ワンダラーズフェルドカーシュ・カージナルス1-10アタナン=プッシュハイム・アスレチックスフェルドカーシュ・カージナルス0-10アタナン=プッシュハイム・アスレチックス
30日ドーンビーン・インディアンス4-6カフシュタイン・バイキングスドーンビーン・インディアンス20-0カフシュタイン・バイキングス 第3節
6日フェルドカーシュ・カージナルス7-6ウィーン・ノイシュタット・ダイビングダックスフェルドカーシュ・カージナルス1-22ウィーン・ノイシュタット・ダイビングダックスウィーン・メトロスターズ6-5ハード・ブルズウィーン・メトロスターズ13-5ハード・ブルズストックシティ・カブス13-0カフシュタイン・バイキングスストックシティ・カブス19-0カフシュタイン・バイキングス
7日ウィーン・ワンダラーズ1-10アタナン=プッシュハイム・アスレチックスウィーン・ワンダラーズ5-8アタナン=プッシュハイム・アスレチックス ※ドーンビーン・インディアンス‐トライスキルヒェン・グラスホッパーズ2連戦は雨天中止 今年からリーグ名称が「ベースボールリーグ・オーストリア」に変更され、レギュレーションも東西2地区に分かれての10球団体制となったオーストリアリーグ。レギュラーシーズンでは、各チームが同一地区のチームと各4試合、反対側の地区のチームと各2試合の計26試合を戦います。 第3節までを終えて、東地区の首位に立っているのはカブス。アウェーで戦った第1節ではグラスホッパーズを接戦の末スイープ、ホームにバイキングスを迎えた第3節は、2試合連続零封&2桁得点で圧勝しました。1勝差で2位につけているのはメトロスターズ。第2節で実現したウィーンダービーでは、1回戦でメトロスターズが7回に一挙7得点を挙げて逆転するも、その直後にワンダラーズがアンドリュー・オーバーセラーの2点適時打で再逆転するなど、同郷対決にふさわしい熱戦が展開されました。 西地区の首位は、ここまで6連勝と絶好調のアスレチックス。カージナルスとマッチアップした第2節では、2試合続けて10得点を挙げるなど打線が好調です。この2連戦では、1回戦で先発ライアン・ラップが7回1失点の好投。2回戦では先発スティーブン・ジョンソンが6回無失点と快投し2勝目をマークする一方、打っても3番打者として3打数2安打4打点の大活躍を見せています。 ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/results-baseball-league-austria-april-21-22-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-baseball-league-austria-april-29-30-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-baseball-league-austria-6-7-2017/
スイスリーグ(第2~3節)
第2節ウィル・デビルズ7-13シザック・フロッグスウィル・デビルズ6-10シザック・フロッグスルツェルン・イーグルス5-2チューリッヒ・バラクーダーズルツェルン・イーグルス1-11チューリッヒ・バラクーダーズベルン・カージナルス1-12サーウィル・フライヤーズベルン・カージナルス2-8サーウィル・フライヤーズ 第3節シザック・フロッグス6-9チューリッヒ・チャレンジャーズシザック・フロッグス7-6チューリッヒ・チャレンジャーズウィル・デビルズ9-16チューリッヒ・バラクーダーズ ※ベルン・カージナルス-ルツェルン・イーグルス2連戦、ウィル・デビルズ‐チューリッヒ・バラクーダーズ2回戦は雨天中止 スイスリーグは第3節までを終え、チャレンジャーズとフライヤーズがともに3勝1敗で首位に立っています。チャレンジャーズは第3節でフロッグスと対戦。1回戦では初回にブラディミール・デラロサの2点適時二塁打などで一挙5得点を挙げるなど、相手先発ダニエル・トライナを8回9失点と攻略したものの、2回戦では2番手ロバート・セディンが4回5失点と大誤算。打線も中盤から終盤にかけての打ち合いをものにできず、今節試合のなかったフライヤーズに並ばれる結果となりました。 そのフライヤーズは、第2節でカージナルスを投打に圧倒するなど絶好調。1回戦では相手先発のティエリ・バークハートを5回6失点KOし勢いに乗っています。この試合では主砲スヴェン・レーマンが3打数2安打1本塁打5打点の大暴れ。切り込み隊長のエイドリアン・カウフマンも好調で、次の2回戦までを終えた4試合終了時点で打率.500、出塁率.667、長打率.750と手が付けられない状態です。 ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/results-swiss-nationalliga-april-29-30-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-swiss-nationalliga-6-7-2017/
イギリスリーグ(第1~5節)
第1節サウザンプトン・ムスタングス9-13ロンドン・メッツサウザンプトン・ムスタングス5-4ロンドン・メッツブライトン・ジェッツ1-6ハーツ・ファルコンズブライトン・ジェッツ6-11ハーツ・ファルコンズ第2節ロンドン・キャピタルズ3-20エセックス・アローズロンドン・キャピタルズ16-5エセックス・アローズハーツ・ファルコンズ7-7サウザンプトン・ムスタングス(※)
ハーツ・ファルコンズ2-18サウザンプトン・ムスタングス※登録資格を満たさない選手がプレーした疑いが生じ、6回終了時点で試合中止。事態発生時の詳細な状況は不明ですが、現在BBFが裁定中とのこと。この試合については、5/12現在公式記録上未消化の扱いとなっています。第3節ロンドン・キャピタルズ3-11サウザンプトン・ムスタングスロンドン・キャピタルズ1-4サウザンプトン・ムスタングスブライトン・ジェッツ13-20エセックス・アローズブライトン・ジェッツ11-12エセックス・アローズハーツ・ファルコンズ0-15ロンドン・メッツハーツ・ファルコンズ4-14ロンドン・メッツ第4節サウザンプトン・ムスタングス21-0エセックス・アローズサウザンプトン・ムスタングス10-5エセックス・アローズロンドン・メッツ16-4ハーツ・ファルコンズロンドン・メッツ16-0ハーツ・ファルコンズブライトン・ジェッツ1-16ロンドン・キャピタルズブライトン・ジェッツ2-15ロンドン・キャピタルズ第5節ロンドン・メッツ5-6エセックス・アローズロンドン・メッツ5-8エセックス・アローズロンドン・キャピタルズ4-9ハーツ・ファルコンズロンドン・キャピタルズ7-5ハーツ・ファルコンズ 今季は計6チームで争われるイギリスリーグ。シーズン開始前、昨シーズン7番目の球団としてプレーしたサウスロンドン・パイレーツが、リーグを脱退する旨がアナウンスされました。ここまで第5節までを消化し、ムスタングスがリーグ首位に立っています。 ムスタングスは昨季王者メッツとの開幕戦こそ打ち合いの末に落としたものの、その後6連勝と勢いに乗っています。極めつけは何と言っても第4節での対アローズ2連戦。1回戦では相手先発ヴィルニス・ゲイダンスを打線が2回に捉え、1回0/3で10失点と滅多打ちに。この試合では9番ジョバンニ・エスカローナが4打数2安打4打点の活躍を見せるなど、上位下位に関係なく打線が火を噴き続けました。 そのアローズは続く第5節で、メッツ相手にうっぷんを晴らさんとばかりにスイープ達成。昨季4位が前年度王者をスイープするという金星で、シーズン成績でも5勝3敗で2位タイとしています。唯一の全敗で最下位のジェッツは、第4節の対キャピタルズ2連戦で実力差を見せつけられました。直前の第3節でアローズとの大花火大会を2度続けて演じながら、2試合ともものにできなかったのが悔やまれるところです。ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/results-british-national-baseball-league-april-2-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-british-national-baseball-league-april-9-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-british-national-baseball-league-april-23-2017/
http://www.mister-baseball.com/results-british-national-baseball-league-april-30-2017/
http://www.britishbaseball.org/schedule/day/league_instance/52891/2017/4/30?subseason=375354&referrer=3146481
http://www.mister-baseball.com/results-british-national-baseball-league-7-2017/
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WBC中国代表投手の宮海成がピッツバーグ・パイレーツと契約
こんなニュースが入ってきました宮海成(17WBC中国代表、2016U18アジア選手権最優秀右投手)が正式にパイレーツとマイナー契約したと発表されました中国生まれ中国育ちのマイナー契約は7人目、MLBDCからは2人目の快挙ですhttps://t.co/thQAmtVFk2— 中国棒球'非'公式情報 (@CHNbangqiu) 2017年5月16日今の中国の若手投手では最も期待を受けていた投手です。
2016年のU18アジア選手権で中国は地元台湾(この大会では決勝日本に1-0で敗れて準優勝)と1-3の善戦を見せたのですが、その試合を演出したのは先発宮海成の好投でした。翌年に即WBC代表に選ばれていることからも(唯一の登板は日本戦での3分の1イニング)、期待の大きい投手であることは間違いないですよね。中国に出来たMLBアカデミー出身のマイナーリーガーは昨年からオリオールズ傘下でプレーする同じくWBC代表の許桂源に続いて史上二人目になります。
MLBアカデミーが中国に出来たこと、そしてそこからマイナーリーガーが生まれることがどういうことを意味するのか。許桂源が契約した時にブログに書いています中国人選手の大リーグ球団とのマイナー契約に、国内リーグの復活 -ついに中国野球に追い風が吹き始めたのかを考察してみる- | 世界の野球 | スポーツナビ+ http://t.co/HT3krcM67R 書いたでよ— 世界の野球 (@sekainoyakyu) 2015年7月24日ちょっとその時の記事の一部を引用すると(ここから引用)過去の中国人マイナーリーガーは「留学」と「無断契約」の2パターンしかなかった。「留学」は一応マイナー契約という形態はとっているものの、ほとんど元のチームに籍を残しているような感覚で夏だけ渡米して練習や練習試合にだけ参加するような形でした。マイナーの公式戦の出場はありません。これが過去の中国人マイナーリーガーのうち4選手が当てはまります。この4人とは違う形だったのが「無断契約」のパターン。中国人初のMLB傘下のプレーヤーになった王超(元中国代表/北京)ですね。
2001年にマリナーズと契約を結ぶのですが、中国の協会や省に無断で契約を結ぶという形だったため、彼がマリナーズからリリースされたあとも彼の地元のチームである北京に復帰することはできませんでした。つまり、正規な形での中国人のマイナーリーガーの誕生はこれまで無かったと言っていいと思います。なぜこんなことになっていたのか。簡単に言うと中国球界の体質が閉鎖的ということに尽きるんじゃないかなと。中国の野球選手は、プロ野球選手ではなく省が契約を結ぶ「公務員」のような形。まあ終身雇用ではないので100パーセント適切な例えとはいえないのですが、便宜上そう言わせてもらいましょう。それなりに生活や野球をする環境が保障されている立場なのですが、海外のチームでプレーしようと考えた場合はそれを捨てなければならない。地元の省も有力な選手はもちろん出そうとはしない。しがらみも多く、海外でプレーする場合は地元には戻ってこれないくらいの覚悟が必要になってくる。それが中国人選手の海外挑戦の大きな足かせになっていたようです。この状況に手をこまねいていたのは、MLB側も同様。メジャーリーガーの卵を青田買いし、野球版ヤオミンを発掘することこそが10年以上前からMLBが目指している中国市場の開拓に繋がると信じられてきたのですが、思うように進展がない。マイナー契約にいたる選手すら出てこないのですから、そりゃそうですよね。おそらくその打開策としても作られたのが、今回許桂源を輩出することになった江蘇省にあるMLBアカデミー。その名もMLBディベロップメント・センター。略してMLBDC。育ちそうな苗を引っ張ってきてマイナー組織に放り込む形ではなく、現地の学校と併設されるアカデミーを作ることによって、「種」から育成してしまおうぜという考え。自らの息がかかっているので、選手を獲得する障害も少ないはず。もちろん、現地江蘇との連携やコミュニケーションを密にとってきたことも、今回の契約に繋がったのだと思いますが。とりあえず、道が開けたわけです。かなり時間はかかってしまいましたが。MLBが中国の進出を本格的に目指し始めて、10年以上が経った頃でしょうか。これからも中国野球の構造が抜本的に変わるわけではありません。これからメジャーリーグに挑戦する選手も、基本的にはMLBDC出身者でしょう。それでもこの一歩は大きい。こういった選手が少しずつ増えていくことによって、中国球界全体にも少しずつ影響を及ぼしていくのではないでしょうか。停滞気味にある中国代表のレベルアップにも繋がっていくはずです。(引用ここまで)という感じです。手抜きですいません。宮海成のピッチングスタイルはまあオーソドックス。評価したい点は「ピッチング」が出来るという点です。ヨーロッパなどからマイナーに来る投手は「目いっぱい投げたら90マイルでただけ」という超素材型のタイプが多く、ボールがバラバラながらも、とにかく地肩が強いから契約した、というイメージ。一方で宮海成は最速で90マイルを投げていますが、大きなカーブでストライクが取れるし、ボールがバラバラな印象もないです。ルーキーリーグならそこそこの数字を残せそうに思います。球のボリューム的に(先発なら130中盤-140ほど、リリーフなら140前後くらい)そこから上の階級に行くにはさらなるスケールアップが必要となってくるのでしょうけど。中国代表は代表チームでは投手間のピッチャー力量差が少ないのが特徴です。野球の後進国の中では投手層は厚いのですが、逆に言えば長年傑出したエースが出てきません。それなりに素材として魅力があっても、故障で失速するか、伸び悩むパターンが多い。伸び悩むというか、やはり国内リーグの打者のレベルが高くないので、若いころ期待されていても球種を増やすとか細かい制球力を追及するとかそういう進歩がなくてもそれなりに結果が残せてしまう感じですね。リーグのレベルに染まってしまって国際レベルの選手には成りきれない。プロ野球でも「二軍慣れ」という言葉がありますが、それに近いイメージですね。言うまでもありませんが、マイナーリーグならばその階級で結果を残せば次のステージに進めます。厳しい世界ではありますが、成長の場としてはこれ以上のところはないでしょう。中国野球で待望されてきた日本、韓国、台湾相手にも通用するエース級の登場。宮海成の右肩にはそんな大きな期待がかかっています。宮海成の投球を再チェック中 pic.twitter.com/dtRYNRt2s5— 世界の野球 (@sekainoyakyu) 2017年5月16日
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ハンファキム・ソングン監督退任
【お知らせ】試合結果や主なブログ内容は2016/6/16からLINE BLOGの「室井昌也(韓国プロ野球の伝え手)オフィシャルブログ」に掲載しています。また本ブログは本文が意図せず途中でページ分割されてしまいます。分割されない表示がご希望の場合はLINEブログをご覧ください。<本文>
23日、ハンファはキム・ソングン監督が退任し、イ・サングン投手コーチが監督代行を務めることになりました。これについては24日付けの日刊スポーツさんの「ワールドベースボール」内の「韓話☆球題」に記したのですが、本件について尋ねられることが多いので、それに加筆しまとめる形でいくつか記したいと思います。◇キム・ソングン監督(以下、キム監督)
74歳。歴代2位の監督通算勝利数を誇る名将で、2015年からハンファの監督に就任。これまで下位チームの再建役として各チームをポストシーズンに導き、SKでは3度の韓国シリーズ制覇を果たした。チーム強化のために全権を掌握し、徹底した取り組みをするのが特徴。ハンファが7球団目の監督就任だが、そのすべてで球団との不和によりユニフォームを脱いでいる。◇ハンファイーグルス
2007年のポストシーズン進出を最後に低迷を続け、この2008年以降、5度最下位に沈んだ。打開策としてキム監督待望論が持ち上がり、2015年シーズン、キム監督との3年契約をスタートさせた。◇2015年から昨シーズン終了までキム監督就任初年度、前半は劇的な逆転勝利が続きファンが急増。観客数が前年に比べ約4割増えるなど、その後も話題を集める人気球団となった。球団はFA選手や大物外国人選手の獲得に惜しみなく投資。3年連続最下位からの脱却とポストシーズン進出を目指した。しかし2015年の成績は6位。翌2016年は7位で上位争いに加わることはなかった。またキム監督が指揮を執るチームでは必ず取り沙汰される、投手陣の酷使への批判が集まった。【写真】ハンファはこの3年間で人気球団になった◇昨秋からここまで近年の韓国は現場とフロントの役割分担が明確になっているチームが好成績を残していることから、ハンファも昨秋から球団のゼネラルマネジャー的役割を果たす球団団長にパク・チョンフン元LG監督を据え、キム監督の権限が一軍の現場運営に限られることを明文化した。現在の順位は9位。◇退任に至った経緯キム監督は一、二軍の入れ替えの対象となる選手を直接見て判断したいという考えがあり、二軍選手の一軍への練習参加要請を要請するも、球団は二軍の選手は二軍のシステムで活動しているとし繰り返し拒否した。今週21日の試合後、キム監督が一部選手の打撃練習を実施しようとするも、球団側がそれを認めず、キム監督は球団の意向は承服出来ないと辞意を示した。【写真】19日は深夜にソウル遠征からバスで本拠地・テジョンに戻った後、試合開始7時間半前の午前11時から特打を実施。若手の他、ロサリオ、チョン・グンウらの主力も参加した。◇退任発表に至るまで球団はキム監督の辞意表明という、予測された流れを静かに進めようとしたが一部報道で「キム監督更迭」と報じられ、その火消しのため23日午後、「監督の辞意を受け入れるか協議中」という公式発表を行った。同日は監督不在のまま試合を行い、試合が9回を迎え、メディアの記事が試合結果であふれるタイミングを計って、球団は監督の辞任と代行監督の発表を行った。球団の体面を繕う姿勢が濃く表れた退任の報だった。◇まとめ「徹底的にやらなければ強くはならない」というのがキム監督の持論。一方の球団は長期的視野でチーム運営を考えた際に、過度な練習が選手の疲弊へとつながるという憂慮があった。この考えはどちらも正論だと思うが、それを両立させることは難しい。キム監督の処方は劇薬で副作用を伴うことが多い。球団はそれを理解した上でキム監督を招聘したが、この2年では結果が伴わなかった。そして昨秋、組織として方針転換を図った。その時点から監督の退任は予見されていた。【写真】びっしりと細かい字で書きこまれた、キム監督の手帳(2012年撮影)■全体を通してキム・ソングン監督とはかつて長時間に渡り、幾度もお話を伺う機会があり、現場で接した機会も多いので、監督の考え方を理解している方だと思います。監督が長い時間練習を徹底して行う理由に、「韓国の選手は一流選手を除くと自覚に欠ける者が多く、管理しなければならない」と監督は言います。当日の練習スケジュールを伝えるのが直前だったりするのも、「前夜に遊んでしまわないため」。選手、そして練習に付き合うコーチ、スタッフみなしんどいのですが、勝てばその苦労もすべて吹き飛ぶため、その喜びを味わったことがある人はキム監督についていきます。一方で球団の考えも至極当然だと思います。結果が伴ってこそキム監督のスタイルは認められますが、結果が出なければそれは正しい行動とみなされません。それが勝負の世界なのでしょう。または「前時代的な発想」という判断になります。ハンファはキム監督が指揮を執ったチームで初めて、在任中ポストシーズンに進めなかったチームとなりました。【写真】今年2月、WBC韓国代表合宿に訪れたキム監督(写真右)。イ・デホ選手が「監督、きょうハンファのキャンプは練習休みなのに、なんでユニフォーム着ているんですか?」と尋ねると、「朝から選手に練習してきた」と話し、イ・デホ選手は苦笑。
74歳のキム監督、一般的に見れば現場から退く年齢です。しかし隠居するような方には思えません。次はどんな姿でグラウンドに現れるでしょうか。★7/5スタート!『室井昌也の韓国野球を観に行こう!』(ラジオ日本毎週火曜日午前11時05分から。「Hello!I,Radio(ハロー!アイレディオ)」内)→【コラム】「室井昌也 韓話☆球題」(日刊スポーツモバイル「ワールドベースボール」)2009年3月から→【コラム】「室井の近くて遠い韓日野球」(スポーツ朝鮮)2006年3月から★運営サイト★韓国プロ野球応援サイトストライク・ゾーン★Facebookページ★ストライク・ゾーン★著書★2017年で14年目!『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2017』★著書★『ラジオのお仕事』2015年10月発売!★著書★『交通情報の女たち』2014年11月発売!★個人サイト★室井昌也★たまに球界情報もつぶやいてます★室井昌也 (muroi_m) on Twitter
★観戦ツアー今年は8/11~★個人旅行では味わえない体験を「韓国プロ野球観戦ツアー」
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人呼んで「豪州の則本」、ジョシュ・トルス(新潟アルビレックス)インタビュー
ペナントレースも前半戦を消化し、来週からは交流戦が始まる。3月にWBCに沸いたのが遠い昔に感じる。侍ジャパンに挑んだ対戦国の選手たちのうち、キューバの3人、ライデル・マルチネス、リバン・モイネロ、そしてノエル・サントスは、それぞれ、中日、ソフトバンク、ロッテと契約して来日している。とくにサントスは低迷するマリーンズの起爆剤として期待されている。 そして、もうひとりオーストラリア代表の投手が、ルートインBCリーグからNPB入りを狙っている。ジョシュ・トルス27歳。左右の違いはあるものの、その小柄な体からキレのいい速球を投げ込むその姿は、さながら「豪州の則本」だ。 今回は、今月初めに行った彼へのインタビューを掲載する。――大学の時、スカウトは来たのですか?「いや、わからないね。たぶん僕を見には来ていないと思う」――大学では残念ながらMLBのドラフトにはかからなかったんですね。卒業以降もプレーを続けたかった?「できればね。だから最初フロンティアリーグ(アメリカ独立リーグのひとつ)のトライアウトを受けたんだ。でも、そこでダメで、(ペコスリーグの)ラスベガス・トレインロバーズを紹介してもらったんだ。最初このチームでプレーして、そのあと、トリニダードというチームに移籍したんだ」トルスは2014年シーズンをペコスリーグで過ごし、ラスベガスで8試合(うち先発5試合)、37回1/3を投げて自責点13の防御率3.13、3勝0敗、奪三振36、移籍先のトリニダードで12試合、60回1/3を投げて自責点22の防御率3.28、5勝0敗、奪三振73と言う成績を残した。シーズン60試合ほどのこのリーグで8勝負けなしというのは驚異的な数字で、彼の力量が、独立リーグレベルをはるかに超えていることがわかる。――独立リーグとなれば、行き先を探すのも大変でしょう。球団との契約については、エージェントはつけているのでしょうか?「いいえ、全部自分でやっています」――オーストラリアのウィンターリーグでもプレーしていますが、こちらの方では何シーズンプレーしているんですか?「アデレード・バイトで2シーズン、正確には、3シーズンかな。2010年にアメリカの短大を卒業して、参加したんだ。この時は1試合しか投げてないけどね。その後、もう一度アメリカの大学に進学して、それを終えた後、アメリカの独立リーグでプレーし始め、そのオフから本格的にオーストラリアン・ベースボール・リーグ(ABL)でのプレーするようになりました。この冬はメルボルン・エーセズに移籍しました。登板の機会がメルボルンの方があると思ったし。ここには元メジャーのピーター・モイランが兼任コーチとしていたからね。また、バージル・バスケスっていうメジャーリーガー(2007年と2009年にメジャーでプレー、通算2勝6敗)も在籍しているので、このチームの方が、自分のスキルを向上させれると思ったんだ」――オーストラリアのプロ野球ですが、待遇はどうなんですか。「給料は安いよ、安い。週200オーストラリアドル。まあ、週50ドルのペコスよりはいいけどね(笑)。だからプロ野球選手って言っても、ウィークデーはアルバイトだよ」――WBCのゲームも見させてもらいましたが、オーストラリアの野球は、大変レベルも高いのですが、完全なプロリーグがないために、なかなか競技を続けるのも大変じゃないでしょうか?「そうだね。BCリーグもABLと同じように、試合は週末だけだけど、あとは毎日練習。オーストラリアでは生活費を賄うためには他の仕事をしなければならないからね」――ところでどうやって、BCリーグでプレーする機会を見つけんですか?「最初、代表監督のジョン・ディブルから声をかけられたんですよ。それで、(ABLの)デニー丸山さんが橋渡しをしてくれて、東京でのWBCの試合のあとに契約しました。その後、いったんアデレードの自宅に帰って、2週間ほど過ごしたのかな。それで、3月27日に再来日しました」――新潟に行ったんですね。その時期の新潟は寒くはなかったですか?雪も残っているでしょう。「そうですね。でも(チームの拠点)長岡はいい町ですよ。おいしいレストランもあるしね」――これまでアルビレックスには、多くのオージーたち在籍していたのは知っていますね。「ええ、ミッチ・デニング(元ヤクルト)、デビッド・カンディラス、ダリル・ジョージ(現オリックス)、ボス・モアナロア(ニュージランド代表)、スティーブン・チャンバース。日本の独立リーグのことは丸山さんにレクチャーしてもらって、彼らからも情報を得ました。カンディラスは、いい経験だったと言っていました。少し寒いけどねって(笑)。大変エキサイティングな時間を過ごせたと。実際来てみて日本が好きになりました。チームもいいチームです。コーチ陣もいいし。非常に楽しめてます」――もちろん最終目標は、BCリーグでプレーすることではなく、NPBですね。「もちろん。そうなればいいですね。ただそれはどうなるかわからないので、今は、チームの勝利に貢献できるよう頑張るだけです」――この春のWBCでも来日しましたが、どうでしたか?「私が投げたのは、練習試合の阪神戦とオリックス戦ですね。私にとっては新しい経験でした。日本の選手に対して投げたことはありませんでしたから。これについてもカンディラスら日本での経験のある先輩に教えてもらいました。投げることはなかったですが、東京ドームの日本戦もエキサイティングな経験でした。5万もの観衆の前でプレーしたことなんかなかったですからね」――あなたのピッチングスタイルを見ていると、オーストラリア人としては少し変わっているなと感じます。2ストライクと追い込んだあと、カーブなど変化球で勝負することが多いですね。オージーたちは通常、2ストライクのあと、自分の一番早いボールで勝負したがります。その点についてはどう思いますか?「確かにそうですね。もともとそういうスタイルでした。僕は、初球もカーブでストライクを取るということもよくしますから。やっぱりスピードの変化が大事ですから」――球種はいくつありますか?「ストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップ。ツーシムも多くはないけどたまに投げます」―― 一番いい球は?「うーん。やっぱりストレートかな。やっぱり一番ベースになる球ですから。これがしっかりしてカーブもスライダーも初めて生きてきますから」――ところで疲れてませんか?今日も9回完投ですよ。「いや、それは大丈夫ですよ。5時起きの方がつらい(笑)。アメリカではほとんどナイターですから。今週は、スケジュールがタイトでしたしね。今日で3度目の完投でしたけど。」それよりも朝早い方がつらいです」――アメリカでは先発でしたか?リリーフでしたか?「ここ数シーズンは主にリリーフでした。谷間で先発もしましたけど――アメリカでは先発しても7回くらいまででしょう。「そうですね。アメリカでは、もっとブルペンを使うことが多いですから。今のチームよりピッチャーの数も多いので、ワンポイントリリーフなんかもつぎ込みますし。だから完投っていうのは新しい経験かもしれないね。もうちょっと低いレベルアメリカの大学時代やオーストラリアのクラブチームでなら完投もあったんだけど、プロではほとんど経験のなかったことだからね。今はこの新しい経験を楽しんでいるところかな」――日常生活はどうですか「言葉がちょっと障害になるけどね。問題ありません。今のところ僕の日本語はひどいもんだけど、何とかコミニケーションもできるよ。 食べ物は全く問題ないね田下オーストラリアでも時々使ってるから寿司なのかよく食べてたよ」――日本語を覚えるには日本人のガールフレンドでも作ったらどうでしょう(笑)。そういう選手もけっこういますよ。「残念ながらそれはできないね(笑)。僕にはアメリカ人のガールフレンドがいるから。来週来るんだ」 そのガールフレンドが来日した、翌週もトルスは先発、この日はリリーフを仰いだものの、見事5勝目を飾っていた。
(2017.5.5,小諸市南城公園野球場)
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四国アイランドリーグplusレポート:高知ファイティングドッグス対徳島インディゴソックス(5月28日・高知市営球場)
(試合前、同郷の後輩、オスカー・テヘーダにバッティングのレクチャーをするマニー) 新監督、養父鉄(元ダイエー)のもとで、徳島インディゴソックスが前期優勝を飾ったアイランドリーグ、その前期最終戦が高知市営球場などでおこなわれた。高知でのナイターは、あのマニー(元レッドソックス)の雄姿が見られる最後かもしれないとあって、1800人を越える観衆が詰めかけた。 この日の高知球場はさながら「マニー劇場」。試合4時間前には、サイン会の整理券を求めるファンが50人以上並び、、本人が到着すると、高知ナインがファンより先に、サインを求めている始末。それを聞きつけた地元記者も便乗しようとするも、「後で」と言われ、結局もらえずじまいで残念がっていた。 試合は、高知・丸山(敬愛大)、徳島・松本(東洋大中退)の先発で始まった。 高知は初回3番の山下(九州総合スポーツカレッジ)のライト前タイムリーで先制するが、続く2回のオモテ、軽率なプレーで逆転されてしまう。6番の捕手、陳(元ドジャース傘下)のライト前タイムリーで同点にされた後、続くバッターにも安打を許した1アウト1,2塁の場面、8番垂井(大教大)の打球はボテボテのピッチャーゴロ。これをさばいた丸山だが、ファーストへスロー送球。それを見ながら3塁へ向かっていた陳は、スピードを緩めることなく、本塁へ突っ込み1点を奪取。このプレーに高知・駒田監督はおかんむりで、3アウトを取ってベンチに戻ってくるナインに叱咤激励。「内野、もっとちゃんと声かけないと!」 その後、3回オモテに徳島が1点を追加すれば、高知もアンダーソン(元レッドソックス)の右中間を破る2ベースで同点に追いつくなど、試合はスリリングな展開となった。 この夜の主役、マニーだが、初回の第1打席は三振、3回の第2打席はゴロに倒れたが、これを徳島のショート・瀬口(日本経済大中退)がエラー。同点のきっかけを作った。 そして5回。オモテの攻撃で1点を取られ勝ち越された中、1アウト1塁で迎えた第3打席。マニーのバットは松本の初球を一閃、大きく高く上がったフライは、スタンドの大観衆の声援に押されてセンターバックスクリーン左に飛び込んだ。逆転の2ラン。筋書きがあったかのような展開に場内は興奮に包まれた。 このあとマニーは、6回の第4打席にライト前ヒットを放った。 マニーの「引退試合」を黒星にできないとばかり、その後は高知が怒涛の攻撃。スタンドの盛り上がりに気おされたのか、しまいには外野手がフライを追い越して落球するという、ある意味独立リーグらしいエラーも出て、この8回裏に高知が4点を入れて試合を決めた。 この回先頭打者として打席に立ったマニーが2球目を強振すると、打球はレフト横へ。この日3本目、おそらくプロとして最後のヒットを放つと、老雄は、アフリカからやってきたサンホ・ラシィナと塁上で交代してベンチに下がった。 最後は、WBC台湾代表の右腕、羅が内野ゴロ3つで試合を締めた。試合後のヒーローインタビューはやはりマニー。「有終の美を飾れてうれしい」の言葉からとその表情からは、ある種、「やり遂げた感」が伝わってきた。このヒーローインタビューが終わっても、まだまだ「マニー劇場」は続く。今度は、チームメイトがケーキをもってきて、「ハッピーバースデー・トゥー・マニー」の大合唱。 2日後に45歳の誕生日を控えた老雄へのお祝いが始まった。これにはマニーも大喜びだった。その後は、前期シーズン最終戦とあって駒田監督の言葉。「十分な戦力がありながら、優勝できなかった。自分以外の人が監督をしたならと、NPB時代にもなかったくらい自問自答を繰り返した」と反省の弁を述べつつも、「このシーズンは自分自身にとっても勉強になった。後期は優勝するなんてあまり大きな声では言えないが、がんばります」と18試合で.460、3本塁打の成績を残した指名打者の退団を見越したかのような発言もあった。最後は、チーム全員で記念撮影して終わりかと思ったが、まだまだ終わらない。そのままフィールドでマニーの囲みインタビューが行われた。報道陣からは、もちろんNPB入りと後期シーズンの残留についての質問が飛んだが、現在のところNPB球団からはオファーはないこと、現役続行については、玉虫色の答えしかかえって来なかった。「マニー劇場」のフィナーレは、球場正面での即席サイン会。球場前では、他の選手、指導者による見送りが行われていたが、正面出口前は、最後のチャンスとばかりにファンが殺到し、パニック寸前。それでも、マニーは、4,50人ほどのファンに応じ、ペンを走らせていた。来場3度目で、ようやくボールにサインをゲットしたという男性は、そのボールを大事そうに抱え、満面の笑みで車に乗り込んでいた。
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【明日30日のラジオ】テーマは「すごいぞ キム・テギュン!」
【お知らせ】試合結果や主なブログ内容は2016/6/16からLINE BLOGの「室井昌也(韓国プロ野球の伝え手)オフィシャルブログ」に掲載しています。また本ブログは本文が意図せず途中でページ分割されてしまいます。分割されない表示がご希望の場合はLINEブログをご覧ください。<本文>明日5月30日(火)AM11時05分からの『室井昌也の韓国野球を観に行こう!』(ラジオ日本「Hello!I,Radio(ハロー!アイレディオ)」内)のテーマは「すごいぞ キム・テギュン!」です。昨年8月から続く連続試合出塁記録を81試合に伸ばしている(5月28日現在)、ハンファイーグルスのキム・テギュン選手について、どんな人なのか?そして先日、キム・テギュン選手は右太もも裏の治療の為に、エントリーを外れて来日していたのですが、その間、横浜市内のバッティングセンターに通っていたというお話しなどをお伝えします。そして中島輝士コーチ(ハンファ)の「テルシー 今週のひとこと」もあります。今週は何を語ってくださるでしょうか生放送でお聴きになれない方はradikoのタイムフリーか、木曜日あたりにアップされるポッドキャストでお聴きください。前回5/23放送の「今年で14年目!ガイド本のすべてをご紹介!」もポッドキャストにアップされています。10分程です⇒ 5月23日放送分を再生する(←左のリンクをクリックすると音声が出てきます。約10分)これまでのテーマや音声はこちらに一覧を掲載していますので、ご興味あるテーマがあったら嬉しいです。また→iTunesに登録 → RSSフィード登録 もどうぞ。毎週、「この一週間の球界の注目の出来事」、メインテーマ、「テルシー今週のひとこと」を10分間でお伝えしているこのコーナー。ご興味お持ちいただけたら嬉しいです。番組の提供は論創社さんです。★2016/7/5スタート!『室井昌也の韓国野球を観に行こう!』(ラジオ日本毎週火曜日午前11時05分から。「Hello!I,Radio(ハロー!アイレディオ)」内)→【コラム】「室井昌也 韓話☆球題」(日刊スポーツモバイル「ワールドベースボール」)2009年3月から→【コラム】「室井の近くて遠い韓日野球」(スポーツ朝鮮)2006年3月から★運営サイト★韓国プロ野球応援サイトストライク・ゾーン★Facebookページ★ストライク・ゾーン★著書★2017年で14年目!『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2017』★著書★『ラジオのお仕事』2015年10月発売!★著書★『交通情報の女たち』2014年11月発売!★個人サイト★室井昌也★たまに球界情報もつぶやいてます★室井昌也 (muroi_m) on Twitter
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巨人三軍vs滋賀ユナイテッド・新潟アルビレックス・福島ホープス戦
一軍がだらしない試合をする中、ジャイアンツ球場で三軍戦を観てきました。
3試合分をイッキに振り返ります。
5/22
滋賀ユナイテッド1-9巨人三軍スタメン今季から導入されたトラックマン先生。投手のボールの回転数だとか、本塁打の角度・初速・飛距離だとかが計測できる装置。
MLB中継ではお馴染みですが、NPBだとセは巨人・DeNAの2球団が、パはロッテ以外の5球団が既に導入しているそうです。データ研究を取り入れる試みはまだ研究段階の部分も多いと思われますが、それを積極的に取り入れている楽天が好調なのと、データ活用に背を向けているロッテが不調なのを見ると、多少なりとも貢献するのではないかと思います。出来れば収集したデータをオープンにして一般人でも扱えるようにしてくれたら面白いんですけどね。全球団が導入した訳ではありませんし、自ら情報を明かすという訳にはいかんでしょうね……滋賀の先発・渡辺明貴はまだ17歳という投手。通信制の高校に在学していて、なんと現高3と同世代の高校生です。先制点を許しランナーを残した状態で降板、4回2/3を4失点でした。
2番手の鈴木志廣は23歳、3番手の保田拓見は20歳と若い投手リレー。若い内に、渡辺は高校在学中にこうして(三軍といえど)プロの打者相手に投げるというのはいい経験になるのではないのでしょうか。
4番手の平尾彰悟(23歳・龍谷大中退)はサイドスローから140キロ前後を投げる実戦的なリリーフ投手。先頭に二塁打を打たれましたがその後は3凡。調べたら成績も16回2/3で防御率1.08、奪三振19とかなり良いので、プロから指名があるのではと思いました。
3試合を通しての感想ですが、「普段どうやって抑えているんだ!?」と思うレベルで制球を乱すピッチャーがまあいること。この試合も7回に保田が2四球3安打を献上し一挙5点が入ってしまい、試合が決まりました。ドラフトの話をするとセンターの泉祐介(花園大・1年目)の名前が挙がっています。この日は4打席立って内野安打と左安の2安打でした。肩も脚もよく成績は25試合で39安打13盗塁と立派ですし指名の可能性はあるでしょう。滋賀球団は監督が上園啓史、打撃コーチに桜井広大、さらに西村憲も在籍している阪神色の濃いチーム。桑田真澄の息子がいたりもするのですが。どこぞの高崎健太(JR東日本東北)のようなルーティンをする青山誠。
5/30
新潟アルビレックス3-13巨人三軍スタメンこの試合最大のトピックは陽岱鋼とギャレットの実戦復帰。去年のオフは陽が1番とセンターを解決してくれるぞと嬉々としていた巨人ファン多数だったものの、フタを開けてみたらまさかの調整スタート。なんで1番中井・センター立岡なんて見なきゃならないんだ、と憤っていたG党も少しは落ち着くのではないのでしょうか。陽は見三振、空三振で迎えた第三打席に左中間を破るツーベースヒット。センターの守備もこなしていましたし、あとは二軍で何試合かかけて感覚を取り戻して一軍、というパターンでしょうね(願望)。一方ギャレットは空三振、一ゴロ、四球の三打席でお役御免。まあ彼の場合は調子を取り戻したとしても外国人枠の問題で昇格させることができないんですよね……マギーを獲得して去年3割25本塁打の村田をベンチ要員に回して、貴重な左の長距離打者を飼い殺しにする、という編成上のマズさが……と、この話は別のところでしますか。巨人三軍先発は橋本篤郎。直球は130キロ台後半と派手さはありませんが、コーナーを突く丁寧な投球は前回と変わらず。三軍ではかなり圧倒的な成績を残しているのでそろそろ二軍で見たい気もします。6回6三振5安打0四球1失点。走者を出しても動じない点と1イニングを15球で抑えるテンポの良さも○なところだと思います。度肝を抜かれたのがルーキー・廖任磊(リャオ・レンレイ)の投球。球速がほとんど148キロ前後を計測するパワーピッチだけでなく、アバウト過ぎる制球もびっくり。
3者連続四球を与え、ニゴロの送球エラー間に2者生還。一死から空三振、遊ゴロで終えました。
140後半を連発するエンジンの大きさは間違いありません。しかしながらコントロールは上記のようなもので、配球をテーマに投げる、といった段階にも到達していないため一軍はまだまだ遠そうですね。二軍で豊田コーチの魔改造に期待します。抗議の対応をしたりマイクで説明をしたりと忙しそうだった審判の方々。ユニフォームを見る限り三軍の試合ではBCリーグから派遣されるみたいですね(例外はあるかと思いますが)。これまでに様々な試合を現地観戦していますが、頭部死球を見たのはたぶん初めてだと思います。担架で運ばれそのまま交代した青山誠でしたが、翌日の試合に何事も無かったかのようにスタメン出場していました。
4安打4打点の大爆発だった増田大輝。僕が今最も推している選手です。逆方向からセンター方向への綺麗なバットコントロール、安定感と躍動感を兼ね備えた内野守備、相手のスキを察知して次の塁に行く姿勢、勢いを充分に殺す送りバント……今の一軍選手に足りないものを彼は持っています。タイプ的に言うと亜細亜大が好みそうな選手ですね。そういう泥臭い選手のプレーは地味ながら野球の本質を突いていて大好きなのです。キャッチャーの田中貴也と一緒に増田も支配下に置いて欲しいものです。
5/31
福島ホープス1-6巨人三軍スタメン三塁コーチも務める円谷英俊コーチ。横浜高-青学大と球歴がエリートだし楽天の平石洋介(PL学園-同志社大-トヨタ自動車)のように二軍監督も務めたりして……三試合見た中で福島ホープス戦が最もいい戦いをしたのではないかと思われます。スコア自体は5点差の開きがあるものの、初回に三軍が4点を先制し2回と3回を1点ずつ入れたあとはゼロ行進でした。福島は7回のボウカー(元巨人)のソロのみの1得点止まり。笠原拓海(新庄東高-石巻専修大-ジェイプロジェクト)は初っ端から3四球2死球と乱調で、坂口への押し出し四球とマルティネスと高橋洸にタイムリーを浴びたことで4点を失いました。結局5回を投げ6失点した訳ですが、4回以降は他の2投手も無失点だったためその点を試合後のミーティングで話していたのが聞こえました。
6回から登板した溝上裕樹(希望ヶ丘高)は2回を無失点。四球で走者一人を出すも打者7人斬りでした。直球は130キロ台が多かったですがボール自体に力が付随しており、独自の投球の間合いみたいなものを確立している雰囲気がありました。けん制もスキを突くのが上手くあわやアウトというシーンも。
96年世代で若いしもしかしたらプロから声が……なんてことをツイッターに書き込んだら地元民からサーチを受けて身内で軽く拡散されるという……笑まあでもそれだけ周囲の期待を背負っているということですからね。これまで見たBCLのPの中でもホントによさそうな素材だと思いましたし。三番手・青木勇人(智弁和歌山高-法政大-カナフレックス)も直球は130キロ台ながら1回無失点。105キロ前後の緩いカーブも投げていました。先発の笠原もそうですが社会人チームを経てBCLに来た選手も在籍しているんですね。社会人の安定を捨ててまでチャレンジしている訳ですから相当プロ志望が高いのでしょう。青木は智辯和歌山時代からプロから注目されるも進学を選び、大学では後輩の熊谷や菅野に出場機会を阻まれたと記憶しています。同姓同名の投手がかつてプロにいましたが、こちらは利き腕と投法が異なるどころか名前の読みも「はやと」ではなく「ゆうと」。なかなか際立った武器が無いタイプのピッチャーなので圧倒的な成績を残すことがプロへの道かと。投手陣の粘りに応えたいところでしたがボウカーのソロの1点のみ。後ろ髪がエルドレッドみたいになっていました。大型ショートの岡下大将(樟南高校)の調子が戻れば打線も活気付くんでしょうけど……関西独立や石川でプレーしてもう26歳。年齢的にも今年のドラフトで……という時期ですかね。巨人の継投をざっと紹介。故障から復帰を目指す高木勇人が先発。球威もありましたし近い内に一軍で見られるかも。
2番手は2年目の巽大介。三番手はルーキー高井俊。これまでに見たピッチャーの中で間違いなく最も写真映えする選手です。これまでは高橋礼(専修大)が一番だと思っていたり。ボウカーに完璧な一発を浴びた堀岡隼人も新人。ワイルドピッチもありピンチをつくるもなんとか1失点に。右肘手術から再起を目指す土田瑞起は6年目27歳。本来であれば三桁背番号なんて着けている場合じゃないんだけどなぁ……最後は成瀬功亮が締めてゲームセット。7年目25歳と所属年数は長いものの正直名前しか知りませんでした。最速149キロの速球を投げ込んでアウト全てを三振で奪いました。こんな選手がいるなんて知らなかったぞ……その代わりに四球も2つ出していたのがアレでしたが、年齢的にそろそろ戦力として……という時期に差し掛かっていることは言うまでもなく。別に比較して優劣を付ける意味ではありませんが、3試合観た中だと福島ホープスが最も興味深いチームでした。他独立リーグや社会人やNPBの経験者といった多様なバッググラウンドを持つ選手が在籍していることもその一つです。あと、やはり選手の入れ替わりが激しいので内野の要に経験豊富な岡下がいるというのも強みじゃないんですかねえ。投手の自滅や野手がエラーで足を引っ張るという失点パターンを何度も見ましたから、この二点を解消すれば独立Lのレベルは自ずと向上するのではと思いました。ジャイアンツ球場は行くまでに山登りをしないといけないし、今くらいの時期から暑さがハンパないので行くには勇気がいりますが、それを踏まえてでも独立Lの試合は見てみる面白さがあると思います。どこの環境にも光る選手はいるんだと、この3試合を通して改めて思いました。
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天津ライオンズが徳島県・阿南市で四国ILの4チームなどと対戦
中国球界の名門、天津ライオンズが来日しているのをご存知でしょうか?徳島県阿南市を拠点に1週間ほど滞在し、四国アイランドリーグの4球団と対戦します徳島新聞の記事によれば>昨夏、南代表が中国の野球選手の代理人らと話し合いをする中で天津の球団関係者と知り合い、徳島でインディゴソックスと試合を行うことを提案。今年1月に天津側から徳島での合宿の実施が打診され、野球設備の整っている阿南市に来ることに決まった。と書かれております。徳島の代表が中国野球の関係者と接点があったことがきっかけだったようです。中国には全国運動会という日本で言うところの国民体育大会にあたる大会が4年に一度ありまして、日本の国体以上にステータスが高いとされています。今年がその開催年。しかも天津は今回ホストらしい。野球がメジャー競技ではない中国に、野球選手という職業があるのは、この大会に野球が種目として入っているからなんですね。この大会で省の看板を背負って結果を残してもらうために、省が選手に給料を払って野球チームを持っているのです。天津は中国に国内リーグ(CBL)が誕生する以前からの名門チーム。天津は中国の中では野球が盛んな地域と言われておりまして、天津出身の温家宝元首相が野球好きとして知られていたりします。長年、北京と共に中国球界をけん引してきた天津ですが、近年は上海や江蘇といったチームの台頭に押されている感じです。代表に選ばれる選手の割合も、一時期と比べるとずいぶん減ってしまっているように感じます。今回の全国運動会は、ホストとして、そして野球の名門としていつも以上に優勝が求められていると思うのですが、それにむけた準備として阿南市でアイランドリーグとのチームと対戦するわけです。アイランドリーグのチームというのが「ちょうどいい」んですね。これが。僕の勝手な見立てであるんですが。イメージ的に中国野球リーグのチームは社会人野球のクラブチームと独立リーグ(四国・BC)のちょうど間ぐらいの実力にあると認識しています。なので全運会に向けて戦うには、アイランドリーグのチームは実力が少し上回っていてちょうどいいように思うんですよね。僕が知っている範囲での日本での練習試合の日程はこんな感じ。天津ライオンズ6月5日 vs徳島 13:006月6日 vs香川 13:006月7日 vs愛媛 13:006月8日 vs高知 13:006月11日 vsBFL選抜 12:00 とりあえず判明分— 世界の野球 (@sekainoyakyu) 2017年5月31日天津の今の選手で主要な名前を挙げるなら、WBC組なら外野手の楊順意、左腕の李鑫、後はベイスターズと育成契約していた王靖超あたりがいるのですが、代表にこれから選ばれる可能性のある選手をもし自分が見に行くなら重点的にチェックしますね。特にピッチャーに伝統的に天津はそういう選手が多い印象です。崔恩庭、韓立鉄、趙士華とか。私は四国に住んでいるのですが、あろうことか四国でやる試合は全て平日デーゲームです。せめてもっと事前に日程が判明してればなあ・・。(※国際野球ニュースのカテゴリーに含まれている記事はfacebookにも掲載されている内容のものです。)
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