4日から行われる韓国シリーズは、公式戦1位のサムソンと、プレーオフでLGを破った、
2位ネクセンの対戦で行われます。7戦4先勝制です。→2014年ポストシーズン日程表アジア大会期間中、公式戦を一時中断した影響で、
11月に入ってから開始の韓国シリーズ。寒さが非常に心配です。今年のサムソンとネクセンについては、以前、記しているので、ざっとシリーズについて思うところを記そうかと思います。昨年まで3年連続、公式戦とシリーズを制しているサムソンですが、今年のサムソンは過去3年に比べると、ブルペン陣の部分で盤石とは言えず、リュ・ジュンイル監督も今回のシリーズは、厳しい戦いになると予想しているようです。ゲーム中盤以降に出てくる投手たち、サムソンであれば、シム・チャンミン、チャ・ウチャン、アン・ジマン投手、そして抑えのイム・チャンヨン投手。ネクセンはチョ・サンウ投手、ハン・ヒョンヒ投手、抑えのソン・スンラク投手。この投手たちがこのシリーズのポイントになるのではないでしょうか。どちらも打線はいいので、上記の投手たちがいかに失点を防ぐかが、勝敗を左右しそうな気がします。シーズン中の両チームの対戦は8勝7敗1分け。サムソンの1つ勝ち越しという僅差で、どちらが優位ということはありません。昨年サムソンは2連敗し、第3戦で勝つも、4戦に敗れ、
1勝3敗で王手をかけられましたが、
5、6、7戦と3連勝し、サムソンは優勝しました。実戦から離れているサムソン打線が、感覚をつかむまでに時間がかかると、昨年のようになるかもしれません。しかし、長期戦になれば、投手力で上回る、サムソンに分があります。テグで行われる、第1戦の先発はサムソンがリーグ防御率1位(3.18)のベンデンホルク投手、ネクセンは最多勝(20勝)のベンヘケン投手という、タイトルホルダー対決です。速球が魅力的な右腕のベンデンホルク投手と、縦の変化球を武器とする左腕のベンヘケン投手という、異なるタイプの両投手が、本来の力を発揮するかが楽しみです。勝敗予想ですが7戦までもつれて欲しいという気持ちを持ちつつ、4勝2敗でサムソンとします。ネクセン打線は強力な打線がありますが、短期決戦は投手力ということで、サムソンとしたいと思います。さて、その他の球界の動きですが、キム・ソングン監督が就任したハンファは、3日にコーチ陣を発表し、日本からは既に発表済みの安部理打撃コーチに加え、新たに、西本聖投手コーチ、正田耕三打撃コーチ、立石充男守備コーチ、古久保健二バッテリーコーチが加わりました。ハンファは10月31日にチョン・ミンテ投手(元巨人)コーチの就任も発表しており、
NPB経験者が非常に多い、首脳陣になっています。→2014年韓国プロ野球順位表→2014年韓国プロ野球個人成績観客動員数→NPB 李大浩の個人成績とニュース韓国での成績→NPB 呉昇桓の個人成績とニュース韓国での成績—–★運営サイト★韓国プロ野球応援サイトストライク・ゾーン★Facebookページ★ストライク・ゾーン★著書★2014年で11年目! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2014発売中!★個人サイト★室井昌也★たまに球界情報もつぶやいてます★室井昌也 (muroi_m) on Twitter
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