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Channel: 野球:海外/独立リーグ
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チャーリー、韓国プロ野球初の外国人投手ノーヒットノーラン達成

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昨年の韓国プロ野球最優秀防御率投手チャーリー・シレックが14年振りの大記録を達成した。 9回を無失点被安打0に抑え、3四球を与えたものの、韓国プロ野球史上11人目のノーヒットノーラン達成である。外国人としては初めての偉業となる。チャーリーの特長は被HRの少なさにある。 HR/9は昨シーズンが0.29で規定投球回到達者リーグトップ(リーグ平均は0.70)、今シーズンが0.40でリーグ2位(リーグ平均は1.02)である。一方で奪三振能力はそこまで高くない。 K/9は昨シーズンが規定投球回到達25人中最下位の5.52(リーグ平均は6.81)、今シーズンが5.08で規定投球回到達28人中22位(リーグ平均は6.39)である。すなわち典型的な打たせてとるピッチャーと言える。ノーヒットノーラン全アウト動画(韓国語/再生前に広告あり)ノーヒットノーランの映像を見ると確かに内野ゴロが多い印象である。そこで27個のアウトの内訳を数えてみると次のようになっている。三振 7 外野フライ 5 内野フライ 1 内野ゴロ 12+併殺によるアウト1 盗塁刺 1 球数も110球と省エネピッチングであった。チャーリーが所属するNCは昨シーズン、DER(守備効率)がリーグで最も良かった。リーグ平均0.692に対しNCは0.713。今シーズンもここまでリーグ平均0.680に対しNCはリーグトップの0.700である。つまりNC野手陣は守備でチャーリーの持ち味を引き立てているということができる。この試合でもLGジョシュ・ベルのセンター前に抜けそうな当たりを二塁手パク・ミヌが好捕してアウトにした。この試合終了後、チャーリーの防御率は2.99となりリーグ唯一の防御率2点台に突入した。 NCは現在2位に立ち1軍参入2年目にして初のポストシーズン進出を狙える状態にある。チームの悲願が遂げられるかどうかはノーヒットノーラン投手の右腕にかかっている。※成績は全て6月24日試合終了時点

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