(1)ノヴァーラがIBLを電撃脱退!!パドーヴァが代替昇格へ イタリアから衝撃的なニュースが届きました。今年までIBLに参戦していたチームの1つであるノヴァーラ・ユナイテッドが、リーグから脱退することを表明したのです。 ピエモンテ州を本拠地とするノヴァーラは、初代IBLの構成メンバーだったカターニア・ウォリアーズに代わって、2011年からリーグに参入。3年間在籍しましたが、いずれのシーズンでも最下位付近に沈み上位進出を果たすことはできませんでした。ただ先日のIBL総会では、2014年シーズンに参加する意思を既に表明していただけに、電撃脱退といえる事態では間違いなくあると言えます。 イタリア野球・ソフトボール連盟(FIBS)は、ノヴァーラに代わる8番目の球団として今年のセリエA優勝クラブで、下部チームによるカップ戦「フェデラルカップ」を制したトマッシン・パドーヴァを急きょ指名。これにより、前身の旧セリエA時代の1997年にヴェローナが2部落ちを経験して以来、実に16年ぶりにヴェネト州の球団がトップリーグに復活することになりました。パドーヴァは来季、ボローニャ、パルマ、ネットゥーノ、グロッセート(マスティフ)、リミニ、ゴード、サンマリノという面々と対戦することになります。 そのIBLでは、選手移籍に関するうわさも流れています。ともにネットゥーノBCの主力打者であるパオリーノ・アンブロシーノ外野手とジュセッペ・マツァンティ内野手が、東芝マスティフ・グロッセートに移籍するとトスカーナ州の新聞が報じたのです。ただし、両名ともマスティフと合意に達したことに関しては否定しており、今のところ確定的な情報とは言えない状態のようです。ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/novara-withdraws-italian-baseball-leaguepadua-replacement/
http://www.mister-baseball.com/giuseppe-mazzanti-paolino-ambrosino-agreement-grosseto/
(2)ハノーヴァー・レジェンツの1部昇格はならず、ソフトは1地区7球団で運営へ ドイツ・ブンデスリーガ2部からの1部昇格を目指していたハノーヴァー・レジェンツが、残念ながら来季の1部昇格を断念したことが明らかになりました。 既にお伝えしたとおり、レジェンツの1部昇格にあたっては球場の拡張工事が必要となっており、この実施にあたってデッドラインまでにハノーヴァー市側と合意することが求められていました。しかし、期限までに合意に至ることはできず。この結果、レジェンツは来季も引き続き2部で戦い、1部の北地区は1チーム少ない7チームで争われることになりました。 またソフトボールのブンデスリーガの陣容も発表され、来季は1地区7球団の参加で行われることになりました。これまでは野球のブンデスリーガと同様、ソフトボールでも南北2地区制が採用されていましたが、来季は参加球団が少ないことから1地区制で運営することになったようです。参加チームの顔ぶれは下記の通り。・ウェッセリンク・フェルミンズ・ノインキルヒェン・ナイトメアーズ・マンハイム・トルネードス・ハー・ディシプルズ・ブラウヴァイラー・レイジングアボッツ・ハンブルグ・ナイツ・カールスルーエ・クーガーズソース一覧
http://www.mister-baseball.com/hanover-regents-play-german-baseballbundesliga/
http://www.mister-baseball.com/softballbundesliga-division-2014/
(3)マイケル・ロスが東京五輪への野球復帰を訴える イギリス代表の一員として昨秋のWBCでデビューし、今季はエンジェルスでメジャーデビューも果たしたマイケル・ロス投手(23)が、2020年東京五輪での野球復帰についてコメントしました。 ロンドンにあるMLBの欧州・アフリカ・中東拠点のオフィスを訪れた際、インサイド・ザ・ゲームスの取材を受けたロスは「東京での開催が決まったことは素晴らしいことだ」と語った上で、東京には野球競技を実施する能力が十分にあると強調。課題とされている球場建設の問題についても「IOCを例え誰が率いていたとしても、東京に新しく球場を作る必要なんかないことは明らかだと知っているだろう。日本には、既にNPBというリーグが持つインフラが十分に整備されているんだからね」と語っています。 「野球は日本においてビッグなスポーツであり、とてつもなく大きなビジネスでもあることは疑いようがない事実だ。僕は日本の人々が五輪において野球を必要としていると思っているし、そのために彼らが全力を尽くすだろうということにも確信を持っているよ」と語ったロス。東京五輪開催時には30歳となり、選手としては一番脂がのった時期となります。野球が仮に五輪復帰できたとしても、自身がイギリス代表の一員としてプレーできるかどうかはその時の状況次第(イギリスが予選突破できるかという面も含めて)ですが、個人的にはここまで言ってくれた選手には是非プレーしに来てもらいたいな、と思います。ソース:http://www.mister-baseball.com/great-britains-michael-roth-speaks-olympics/
(4)チェコ・エキストラリーガの個人賞受賞者が発表される チェコ野球連盟(CBA)が、エキストラリーガの2013年シーズンにおける個人アワードの受賞者の顔ぶれを発表しました。 最優秀打者賞はペトル・バロック内野手、最優秀投手賞はマレク・チェルベンカ投手と、ともにコトラーカ・プラハ勢が受賞。ジリ・マレク外野手(テクニカ・ブルノ)が本塁打王となりました。リーグのMVPにはアーノスト・ドゥボヴィ外野手(AVGドラッシ・ブルノ)が、プレーオフのMVPにはそのチームメイトであるザッカリー・サミュエルス投手が選ばれています。ソース:http://www.mister-baseball.com/czech-baseball-awards-players-2013-extraleague-season/
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