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Channel: 野球:海外/独立リーグ
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CPBL(台湾プロ野球) Lamigo vs 義大桃園国際棒場訪問記

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2015年5月9, 10日桃園国際棒場(CPBL 9日 Lamigo 3-2 義大、10日 Lamigo 8-6 義大)台北までやってきました。初めての台湾プロ野球観戦。陽岱鋼選手を産んだ国のスタジアムは、日韓の良いとこ取りな雰囲気でした。チケット★★★★★(5つがMAX)満員ではなかったのでチケットはいつでも買えそうでした。漢字なので100%把握していませんが、一番高い席で600元(台湾の人は自分たちの貨幣をドルと呼ぶ)。日本円にすると約2000円です。全席指定席ですが、様子を見ていると、空いている席に勝手に座り後から本当のチケットホルダーが来ると謝って場所を空けるケースが多かったです。(9日レフト閉鎖の見た目6割 発表 11,549 / 定員20,000、 10日 レフト&上段閉鎖5割発表 7,310 / 定員20,000)アクセス★★台北市内からは少々勇気のいる道程です。まず、台北駅からハイスピードレールウェイに乗車。台湾版新幹線と呼ばれるだけあって、日本の新幹線と殆ど同じ作りです。桃園駅(2つめ)で下車。ここまで約20分で135元(約500円)。桃園駅からはタクシーか徒歩でしか球場にたどり着けません。駅前にタクシー乗り場があるので、捕まえるのは比較的簡単です。料金はだいたい120元(約380円)。歩くと20分程度です。ナイター帰りは街灯が少なく、不気味ではありますが、そこまで危険は感じませんでした。女性の一人歩きはオススメしませんが。(買い物、スタジアム見学等を含めてのオススメ到着時間開始1時間半前)見やすさ★★★ファールグラウンドも狭く、それなりに見やすいですが、ジッと試合を見ている人はあまりいません。韓国プロ野球以上に、スタンド全体が応援しています。むしろ周りの人が立つことによって見にくいかもしれませんが、一緒に応援するのも台湾野球の楽しみ方かも。飲食 ★★★モスバーガーやケンタッキーフライドチキンなどのファストフードやトラディショナルなメニューまで多種多様にありましたが、なんせ字が読めない。唯一わかったのがこの小籠包(大)。80元(約280円)なり!!さすが本格派。日本にある中華料理屋さんより美味いのではないでしょうか?2試合連続で食べました。建築物的良さ★★★★若者にターゲットを当てているのか、所謂ストリート系のデザインがスタジアムの至るところで見ることができました。とはいえ、下のようなフィールドを背にする謎の席もありました。これは何用なのだろう?これまた謎の飛行機がネット裏にありました。これが上にあがると客席は興奮の坩堝。プレイより盛り上がっていました。興行的★★★★台湾も韓国に負けず劣らずの応援文化でした。甲子園球場以上に、スタンド全体がホームチームに声援を送ります。日本からの旅行者とすれば、これだけで一見の価値ありです。昨年Lamigoは千葉ロッテと親善試合をしそこで応援の交換もあったそうです。ロッテのチャンステーマがLamigoジャンプと名前を変え、今年の目玉応援となっていました。それ以外にも旧今江選手応援歌をもう一つのチャンステーマに、「チーバーロッテ!チーバーロッテ!チーバーロッテ!」と肩を組んでみんなで跳ねるコール等、日本のファンにもお馴染みの応援が海を越えてここにありました。この日は復刻試合で、前身のLa Newベアーズのユニフォームを着用して試合をしていました。応援も1〜3、7〜9はLamigoスタイルの、4〜6がLa newスタイルの応援でした。Lamigoは韓国のように、応援リーダーが音頭をとって音響さんに音を出させます。一方で、La Newは日本のようにトランペットと太鼓でした。こう見ると、野球の主流が日本にあったのに今は韓国に移りつつあるようにも見えます。観戦には大満足したのですが、ちょっとした危機感を抱きながら球場を後にしました。

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