今日もここパスコでは猛暑です。気温は40℃近くまで上がるのですが、湿度が非常に低く、日陰に入ると涼しいと感じるほどです。日本の夏は高温多湿で、本当に厳しいと思いますが、体調に気を付けてお過ごしください!今日もホーム戦でしたが、試合前にとても面白く、忙しいことが行われていました。それは、ボブルヘッドドールという人形を、開場から先着500人のお客さんにプレゼントするというものでした。ボブルヘッド人形と聞いて、ピンとこない方もいらっしゃるかと思いますが、その実物を見ればほぼ必ず、見たことがあるのではないでしょうか。こちらです。(ちなみに、これはダストデビルズのスタッフのエリックです)選手や人物の細かな特徴やディテールまで精巧にデザインされていて、首の部分だけ揺れるようになっているものです。かなりのバリエーションがありますし、すでにコレクションされている、もしくは見たことがあるという方もきっといらっしゃるかと思います。最近では、ニューヨークヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏のボブルヘッドが、アメリカでの引退セレモニーで開場のファンの方々に配布されることが決定したり、日本でも、球場にてファンの方への先着プレゼントがあったり、一般向けに販売されていたりします。特に、東北楽天ゴールデンイーグルスの選手のボブルヘッドが、宮城Kスタで行われる、楽天ゴールデンイーグルスのホーム戦の数試合(ボブルヘッドデーと題されています)で配布されていたりと、いろんなところで目にしたり、耳にする機会が多くなっています。今日、ギサスタジアムで配布されたのは、ラッセル・ウィルソンという、元ダストデビルズの選手です。なぜ、「元」選手なのかというと、過去の僕のブログでも書かせて頂いたのですが、彼は現在アメリカンフットボール(NFL)のスター選手の1人で、2010年にはダストデビルズで野球をしていました。信じられないような話ですが、ここパスコを中心に、彼はヒーローのような存在として有名で、今日もギサスタジアムの開場が18時15分からにも関わらず、約2時間前からお客さんがゲートの外で並び始めるほど人気でした。彼は、今年のダストデビルズの公式パンフレットやスケジュールにも写真が使われるほど有名です。(本来であれば現役の選手がもっと目立たなければいけないのですが・・)僕も開場と同時にボブルヘッドの配布を手伝ったのですが、あまりにも忙しく、お客さんが我先にとボブルヘッドを欲しがるので、用意していた500体を配り終えるまで、全く息をつく暇もありませんでした。ちなみに、選手のボブルヘッドだけでなく、上の写真で紹介したダストデビルズ職員のエリックや、ダストデビルズの熱心なファンの一人のボブルヘッドが作られたりと、とても遊び心があっておもしろく、ファンも、球団スタッフも、次はだれがモデルになるのかなーなんて話をしています。ちなみに、試合はボブルヘッド効果もあり、今季初のチケット売り切れになりました。金曜日の試合だからという理由もあるかと思いますが、開場の2時間前からお客さんが列を作っていたのは、初めて見た光景でした。やはり集客効果があるんだなーと実感させられました。今後アメリカ、日本でも、今後さらにボブルヘッド人気が出るのではないでしょうか。
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