(1)エノルベル・マルケス=ラミレスがアリゲーターズに復帰 ドイツ代表のエノルベル・マルケス=ラミレス投手(39)が、今季のブンデスリーガ王者のゾーリンゲン・アリゲーターズに復帰することになりました。 ラミレスは2004年から2009年まで、アリゲーターズでプレーしていた経験の持ち主。当時は同僚のアンドレ・ヒューズ投手とともに、クラブでも代表でも先発二枚看板を形成していました。その後今年まで5シーズン、イタリアのテレマーケット・リミニ・パイレーツでプレー。今回はディフェンディングチャンピオンとして来シーズンに臨む球団に、6年ぶりに復帰することになります。一方で既にアナウンスされているように、レギオナルリーガ(3部)所属のベルリン・フラミンゴスでも監督とスポーツディレクターを務める予定。来季は三足の草鞋を吐いてシーズンに臨むことになります。 かつてはキューバ国内リーグでも投手としてプレーし、その後ドイツの地で確固たる地位を築くことに成功したラミレス。来月11日にはついに40歳になります。ドイツでは30歳前後で引退する主力選手も多い中、この年までヨーロッパで現役かつ一線級でい続けられるのは驚異的。大ベテランの今後の挑戦から目が離せません。ソース:http://www.mister-baseball.com/enorbel-marquezramirez-returns-solingen-alligators/
(2)ガブリエレ・エルミーニがタイタンズに移籍 イタリア・セリエAのベースボール・グロッセートに在籍していたガブリエレ・エルミーニ外野手(38)が、IBLのT&Aサンマリノ・タイタンズに移籍することが分かりました。 今季IBLの下部リーグにあたるセリエAでは、リーグ優勝を経験することとなったエルミーニ。大ベテランはトップレベルでの実績も豊富で、2004年と2007年には当時のグロッセート・オリオールズ(今季までの所属球団とは無関係)でイタリア王者に上り詰め、ヨーロッパカップでも2012年からUGFフォルティチュード・ボローニャ1953の一員として連覇を達成しています。今回はIBLは元より欧州球界全体でもトップクラスの強豪に加入するだけに、年は食っているもののプレーヤーとして依然として高い評価を得られていることが伺えます。競争も激しいタイタンズですが、まずは定位置確保に全力を尽くしてほしいところです。ソース:http://www.mister-baseball.com/gabriele-ermini-joins-ta-san-marino/
(3)ボローニャが超新星を獲得、元主将が打撃コーチ就任 そのエルミーニが2年前まで在籍していたボローニャが、トッププロスペクトの獲得に成功しました。セリエBのヴェネト・ドラゴンズに在籍していた、アレックス・ルッソ外野手(21)と契約したのです。 ルッソは今シーズン29試合に出場し、打率.468、出塁率.553、長打率.825という圧倒的な成績。格の違いを見せつけました。2011年のヨーロッパジュニア選手権では、イタリア代表の一員としてプレーした経験も持っています。ボローニャの外野はパオリーノ・アンブロシーノとトレント・オエルチェンの両名がレギュラーとして確定しており、ルッソは残る最後の1枠を大ベテランのクラウディオ・リベリザーニ外野手(39)、および同世代のロレンツォ・ドッボレッタ外野手(20)とともに争う形となりそうです。 球団はこれと併せて、ダニエル・フリニャーニ氏の打撃コーチ就任も発表しました。フリニャーニ氏は現役時代、ボローニャのキャプテンも務めていた人物で、選手としては通算で打率.290、33本塁打、440打点をマーク。来年度からはコーチとして、マルコ・ナニ政権を支えていくことになります。爆発的な威力を秘める超新星とかつての看板選手の1人を迎えた王者に、来年以降更なる躍進を果たしてもらいたいところです。ソース:http://www.mister-baseball.com/daniel-frignani-hitting-coach-bologna-prospect-alex-russo-added/
(4)バス・デヨングがパイレーツを退団 オランダ・フーフトクラッセのL&Dアムステルダム・パイレーツに所属していたバス・デヨング外野手が、来季からBSCクイック・アメルスフォートに移籍することが決まりました。 デヨングは17年間にわたってオランダのトップレベルでプレーしてきた右の強打者で、オランダ球界を代表する打者の1人として君臨してきました。今季の成績は37試合出場で打率.373、出塁率.444、長打率.590、3本塁打、2三塁打、16二塁打、28得点、42打点。リーグで打点王に輝いた他二塁打と長打率でもトップ、さらに他の主要打撃部門でも軒並みトップレベルの数字を残しています。今季パイレーツはレギュラーシーズンを勝ち抜いてオランダシリーズに進出。2戦先取という幸先いいスタートを切ったものの、3勝4敗でDOORネプチューンズに王座を譲り渡していました。ソース:http://www.mister-baseball.com/bas-de-jong-leaves-ld-amsterdam/
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