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Channel: 野球:海外/独立リーグ
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BSUKがファーナムパークの拡張計画を発表

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 イギリスにおける、野球とソフトボールのデベロップメントエージェンシーであるBaseballSoftballUK(以下BSUK)が、スローにある国内初の本格的なボールパーク、ファーナムパークの拡張工事の計画を発表しました。 今回のエクスパンションでは新しい野球場が同地に建設される予定となっており、これによってファーナムパークは野球場とソフトボール場をそれぞれ2面ずつ手に入れることになります。当然ながら、新設される野球場は国際規格を満たしたスタジアムとなる予定で、国際大会の招致にも対応できる仕様になるとのこと。新しいグラウンドの建設により、より多様な野球関連のプログラムを実施できるようになり、イギリスにおける野球競技発展に大きく寄与することが期待されます。 また今回の拡張工事に合わせて、グラウンド脇にある建物も野球とソフトボールの選手たちが使用するクラブハウスに建て替えられる予定とのこと。これらのプロジェクトにはいずれも補助金や寄付金を集めることが必要となるため、今後は建設予算獲得のために全力を挙げることになりそうです。BSUKのジョン・ボイド共同CEOは、今回のプロジェクトについて次のようにコメントしています。 「今回我々が新設するグラウンドは、国内大会と国際大会、スローピッチ・ファストピッチなどありとあらゆる大会をホストする能力を劇的に高め、野球・ソフトボール両競技を社会の中で広めていく力をもより強いものにしてくれるだろう。そしてそれは、現在既に競技に参加している人々はもちろん、これからスポーツに取り組むことになるであろう人々が、ハイクオリティな競技専用スタジアムによりアクセスしやすくなるという効果を持っているんだ」 「オープンからわずか18か月で、ファーナムパークは文字通り野球とソフトボール両競技にとっての大黒柱となった。我々が掲げる「全ての公園で野球とソフトボールを」というビジョンに向けて、野球とソフトボールをさらに発展させていくための中心的な存在であることは間違いない。このアナウンスが意味するところは、我々が地元の新しい選手たちと国中に散らばる技術的に完成された選手たち、その両方に対して訴求効果を持てるようになるということだ。新しいフィールドとクラブハウスは、コンプレックスを利用する人々に素晴らしい経験を提供するための、我々のパズルの最後の1ピースなんだよ」 昨年7月にオープンしたファーナムパークは、イギリス国内で初めての野球・ソフトボール専用グラウンド。オープンセレモニーには、建設プロジェクトに携わったBSUKやスポーツ・イングランド、ベースボール・トゥモローファンドの関係者はもちろん、野球とソフトボールを心から愛する一般市民も含めて1000人の人々が集まりました。開場してからまだ約1年というところですが、既に述べ4000人もの選手たちがこのスタジアムを利用。その中には13歳から15歳までの中学生年代と成人、それぞれ400人ずつの新しいメンバーが含まれていました。また小学生が100人、視覚に障害を持つ選手も20人いたんだとか。 サウスバックス地区議会のコミュニティ委員であるアニータ・クランマー氏は、次のように語っています。「我が国において少しずつ芽吹き始めている競技への人気、そしてローカルなクラブや学校とともにこのスタジアムが収めてきた成功は、こうしたスポーツ施設に対する熱心な要請に応えるものです。我々は、我が国全体にとって非常に重要なプロジェクトとパートナーシップを築けていることを誇りに思っています。なぜならこれは、私たちのコミュニティに非常に多くの価値を提供するとともに、我が国における遊戯用スペースの未来を長期にわたって守るものなんですからね」 今回のファーナムパーク拡張の他に、BSUKはマンチェスターに新しい野球とソフトボールの施設を建設する以降も新たに明らかにしています。マンチェスターの施設にも国際規格を満たす野球場とソフトボール場が作られる予定で、イングランド北部における野球とソフトボールはもちろん、地域コミュニティの発展にも非常に大きく寄与することが期待されます。どちらも言うまでもなく非常に大きな一歩である今回のプロジェクト。大きな成果が生まれるといいですね!! ソース:http://www.baseballsoftballuk.com/news/view/baseballsoftballuk-to-expand-farnham-park

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