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Channel: 野球:海外/独立リーグ
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ヨーロッパ球界関連情報

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(1)ブルガリアリーグで史上初のオンライン中継を実施 昨日開幕した第33回ヨーロッパ選手権の裏で、もう1つ歴史的なイベントが行われることになりました。ブルガリア野球連盟(BFB)が、現地時間今日行われる国内リーグのプレーオフセミファイナルの試合を、史上初めてオンラインで中継すると発表したのです。 今回中継されるのはソフィア・アスレチック-ソフィア・ブルースのダービーマッチで、3戦先勝制のセミファイナルにおける第1戦となります。プレーボールは現地時間15時(サマータイム中のため日本時間21時)で、中継中はブルガリア語による実況音声も入るそうです。視聴サイトのURLは www.streamer.bg/bg/452/filmpage-goとなっています。時間的にはユーロとも被ってしまいそうですが、こちらにも興味のある方は是非。歴史の生き証人になりましょう!! ソース:http://www.mister-baseball.com/live-broadcast-baseball-game-bulgaria/ (2)オランダがユーロの最終ロースターと、アディダスとのスポンサー契約締結を発表 午前中に結果速報を出してしまったため、ニュースとしてお伝えする順番が逆になってしまいましたが、オランダ代表が今回のユーロに参加する選手の最終的な顔ぶれをアナウンスしました。 当初発表されていた予備ロースターからは、ロジャー・バーナディーナ(ドジャース)とファン・カルロス・サルバラン(ロイヤルズ)の両名が離脱。もっとも、この両者が外れたのはともに所属先の40人ロースターに加えられ、MLBへのセプテンバーコールアップを受けたことが理由であり、怪我や実力が問題となったわけではもちろんありません(むしろある意味では「実力がありすぎて」外れたとも言えるわけで、逆の意味で実力が問題にされたというちょっと面白いことになっています)。 もっとも、それ以外のメンバーもいずれも経験豊富。海外でプレーするプロ選手は計10名を数え、その中には初戦のクロアチア戦でいずれも本塁打を放っているヘンリー・スタティア(ブルワーズ)、シャーロン・スコープ(FA)、カリアン・サムス(崇越ファルコンズ)らが含まれています。また、ユーロ前に行われた吉田チャレンジで、フランスに7失点と打ち込まれ挽回を期すマイク・ボルセンブローク(レーゲンスブルグ・レギオネーレ)や、右腕の火傷により参加が危ぶまれたロブ・コルデマンス(L&Dアムステルダム・パイレーツ)も名を連ねています。 また代表メンバー発表と合わせて、オランダ代表は新スポンサーとして世界的スポーツメーカーのアディダスと契約したことを発表。今回スポンサリングを担当するのはアディダスベースボールの欧州支部で、代表チームに対してトレーニングウェアやバッティンググローブを提供するとのことです。初戦ではクロアチアを19-2で粉砕し、これ以上ないスタートを切ったオランダ代表。3大会ぶりのタイトル奪還に向けて視界は良好です。代表メンバー24名の顔ぶれは以下の通り。投手・アーシュウィン・アシェス(コレンドン・キンヘイム) ・デビッド・バーグマン(コレンドン・キンヘイム) ・マイク・ボルセンブローク(レーゲンスブルグ・レギオネーレ) ・ロブ・コルデマンス(L&Dアムステルダム・パイレーツ) ・ウェンデル・フローラヌス(ボルティモア・オリオールズ) ・ケビン・ハイステック(L&Dアムステルダム・パイレーツ) ・ケビン・ケリー(DOORネプチューンズ) ・ユリアン・コックス(L&Dアムステルダム・パイレーツ) ・ディエゴマー・マークウェル(DOORネプチューンズ) ・トム・ストイフバーゲン(コレンドン・キンヘイム) ・オーランド・イェンテマ(DOORネプチューンズ) 捕手・ジャニソン・ボークホート(DOORネプチューンズ) ・ダシェンコ・リカルド(コレンドン・キンヘイム) ・ショーン・ザラガー(ミルウォーキー・ブルワーズ) 内野手・ユレンデル・デキャスター(レイノサ・ブロンコス) ・マイケル・デュルスマ(L&Dアムステルダム・パイレーツ) ・シャーロン・スコープ(FA) ・カート・スミス(セントルイス・カージナルス) ・ヘンリー・スタティア(ミルウォーキー・ブルワーズ) ・ニック・ウルバヌス(テキサス・レンジャーズ) 外野手・ギルマー・ランプ(UVV) ・ランドルフ・オドゥバー(ワシントン・ナショナルズ) ・ダニー・ロンブリー(ヴァッセン・パイオニアーズ) ・カリアン・サムス(崇越ファルコンズ) ソース:http://www.mister-baseball.com/dutch-national-team-announces-final-roster-deal-adidas/ (3)ユーロ開幕前の各国の動向を振り返る そのオランダを含め、ユーロに参加する各国はそれぞれ大会前に実戦を通じての最終調整を行いました。それではここで、ユーロ直前の各国がどうだったのかをまとめて振り返ってみたいと思います。 1)オランダ、フランス、ベルギー 日本から参加した西濃運輸とともにフランス・セナートで国際大会「吉田チャレンジ」を戦いました。決勝ではオランダがフランスを3-2で破り優勝。予選ラウンドでは開催国フランスが3戦全勝、オランダが2勝1敗、ベルギーが3戦全敗という結果となりました。フランスはこの大会で大活躍を見せたレネ・レベレット(ケベック・キャピタルズ)が、ユーロ初戦のドイツ戦でも反撃の口火を切る特大ソロ。チームも逆転勝ちに成功しています。ベルギーはイタリアに屈したものの、8回裏終了時点まで7-8と前回王者を追い詰めてみせました。試合結果 4日(親善試合) フランス8-7西濃運輸 5日ベルギー3-11西濃運輸 6日フランス6-3ベルギーオランダ2-0西濃運輸 7日オランダ10-0ベルギー西濃運輸5-10フランス 8日フランス12-8オランダ 9日(決勝) オランダ3-2フランス 2)イタリア、スペイン、チェコ イタリア・ヴェネトでのイタリアンベースボールウィークに参加。前回の2012年大会前に行われた際と全く同じ顔ぶれとなりました。決勝ではスペインがイタリアを5-2で破り優勝。ユーロ2連覇中の王者に対して、嫌なイメージを与えることに成功しています。そのイタリアも予選ラウンドでは全勝。ユーロ初戦ではベルギーにてこずりましたが、これから徐々に調子を上げていきたいところです。試合結果 6日チェコ2-9スペインイタリア1-0スペイン 7日チェコ5-9イタリアスペイン3-6イタリア 8日スペイン7-9チェコ(延長10回) イタリア10-1チェコ 9日イタリア2-5スペイン 3)ドイツ、スウェーデン ボン、マインツ、バッド=ハンブルグにて3試合の強化試合を開催(以前、スウェーデン代表がそれぞれの地元球団であるボン・キャピタルズ、マインツ・アスレチックス、バッド=ハンブルグ・ホーネッツと対戦予定とお伝えしましたが、正しくは代表チーム同士の対戦だったようです。大変失礼しました)。初戦ではドイツがスウェーデンに8-0で完封勝ち。ルーク・ソマー(ハイデンハイム・ハイデコッフェ)、ヤン=ニコラス・ストッケリン(マインツ・アスレチックス)、マックス・シュミッツ(ボン・キャピタルズ)のリレーが決まりました。 第2戦でも、ルーカス・ヤーン(レーゲンスブルグ・レギオネーレ)の一発などでドイツが14‐2で圧勝。第3戦ではスウェーデンが7‐3で白星を飾りました(この試合では、投手コーチのエディ・オーコインが自ら登板したとの記述があるんですが、何故投手コーチがマウンドに上がったのかは不明です)。スウェーデンはイギリスとの開幕戦が雨で流れ、今日の現地時間朝から当該試合の振り替え分を戦う予定です。 4)イギリス チェコ・プラハでの強化合宿の一環として、U-23チェコ代表との強化試合を2試合実施。ともにプラハ・イーグルスの本拠地で行われた試合では、初戦は5‐0で完封勝ちし、第2戦では2‐5で敗れました。その後発表された最終ロースターからは、マイケル・ロス(エンゼルス)が落選したもののクリス・バーセット(シンシナティ・レッズ)、デビッド・リース(スタテンアイランド)、ジェイコブ・エッシュ(マイアミ・マーリンズ)の3名はロースター入りを果たしています。ソース一覧 http://www.mister-baseball.com/netherlands-edges-france-finals-yoshida-challenge/ http://www.mister-baseball.com/spain-wins-italian-baseball-week-italy/ http://www.mister-baseball.com/germany-wins-sweden-euro-tuneup/ http://www.mister-baseball.com/great-britain-splits-czech-u23/

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