アントワープラウンド
19日ナーダSSMスプリット(クロアチア)8-2ブラスチャート・ブレーブス(ベルギー)
リュクサンド・ランバージャックス(スウェーデン)12-6チューリッヒ・チャレンジャーズ(スイス)
20日リュクサンド・ランバージャックス(スウェーデン)12-11ナーダSSMスプリット(クロアチア)
チューリッヒ・チャレンジャーズ(スイス)15-14ウィーン・ワンダラーズ(オーストリア)
21日(ラウンド決勝)
ブラスチャート・ブレーブス(ベルギー)8-3リュクサンド・ランバージャックス(スウェーデン)
最終順位
1.ブラスチャート・ブレーブス
2.リュクサンド・ランバージャックス
3.チューリッヒ・チャレンジャーズ
4.ナーダSSMスプリット
5.ウィーン・ワンダラーズアテネラウンド
19日ソフィア・ブルース(ブルガリア)6-4オリンピア・カルロヴァック(クロアチア)
アトレティコ・アレクサンドリア(ルーマニア)13-10オリンピック・スポーツスクール42(ロシア)
20日オリンピック・スポーツスクール42(ロシア)5-4ソフィア・ブルース(ブルガリア)
オリンピア・カルロヴァック(クロアチア)10-3マロウシ2004(ギリシャ)
21日(ラウンド決勝)
オリンピック・スポーツスクール42(ロシア)4-0ソフィア・ブルース(ブルガリア)
最終順位
1.オリンピック・スポーツスクール42
2.ソフィア・ブルース
3.オリンピア・カルロヴァック
4.マロウシ2004
5.アトレティコ・アレクサンドリアブレストラウンド
19日ウィーン・メトロスターズ(オーストリア)13-2トルナーヴァ・エンジェルス(スロバキア)
ブレスト・ザブレス(ベラルーシ)10-0ワルシャワ・センタウリー(ポーランド)
20日ワルシャワ・センタウリー(ポーランド)7-4トルナーヴァ・エンジェルス(スロバキア)
カウナス・リトアニカ(リトアニア)9-3ブレスト・ザブレス(ベラルーシ)
21日(ラウンド決勝)
ブレスト・ザブレス(ベラルーシ)9-3ウィーン・メトロスターズ(オーストリア)
最終順位
1.ブレスト・ザブレス
2.ウィーン・メトロスターズ
3.カウナス・リトアニカ
4.ワルシャワ・センタウリー
5.トルナーヴァ・エンジェルスストックホルムラウンド
19日モスクワ・ノーススターズ(ロシア)5-4BCヴィルニウス(リトアニア)
ストックホルム・モナークス(スウェーデン)5-4ベルン・カージナルス(スイス)
20日モスクワ・ノーススターズ(ロシア)8-3ベルン・カージナルス(スイス)
ストックホルム・モナークス(スウェーデン)5-2BCヴィルニウス(リトアニア)
21日(ラウンド決勝)
モスクワ・ノーススターズ(ロシア)4-3ストックホルム・モナークス(スウェーデン)
最終順位
1.モスクワ・ノーススターズ
2.ストックホルム・モナークス
3.BCヴィルニウス
4.ベルン・カージナルス 去る21日、ブルノとホーフドループでの本大会1次リーグが終了するのと同じ日に、4都市に分かれて開催されていたヨーロッパカップ予選大会は、今年度の全日程を終了しました。本大会両グループの最下位2チームと、来年度の本大会出場枠を賭けて争うプレーオフに出場する顔ぶれは、ブラスチャート・ブレーブス(ベルギー)、オリンピック・スポーツスクール42(ロシア)、ブレスト・ザブレス(ベラルーシ)、モスクワ・ノーススターズ(ロシア)となっています。 アントワープラウンドを勝ち抜いたブレーブスは、4日目のナーダ戦で番狂わせを喫するまでは危なげない戦いぶりで3連勝。打線の勢いとホームの地の利を武器に勝ち進みました。ランバージャックスとの決勝では、3-3で迎えた7回に一挙5得点。今大会絶好調のシム・ラッツが2点適時打を放ち、キーマンとしてこの試合でも確かな働きを見せました。その後3イニングを無失点に押さえたニック・ヴァンティロがリリーフ勝利を飾っています。 オリンピック・スポーツスクール42は、ブルースとの2連戦を決勝の前哨戦となった20日から連勝でものにしました。その原動力となったのはやはりエースのアンドレイ・ロバノフ。今週のユーロでもロシア代表の投手陣の柱となることが期待される左腕は、大会通算で13回2/3を投げて23奪三振、被安打7で無四球という快投。他の4チームの前に絶対的な壁として立ちはだかりました。決勝では5回に挙げた4得点を守りきって白星。マキシム・モナコフが2点適時三塁打を放っています。 地元開催だったザブレスは、2日目からの登場で計3勝1敗。決勝では勢いに乗っていた難敵メトロスターズとのマッチアップとなりましたが、3-3の同点で迎えた6回に一挙6点を挙げて試合を決めました。元マイナーリーガーのアレクセイ・ルカシェビッチが、リリーフで5回を投げ8奪三振という力投を見せ白星。メトロスターズは、16日のセンタウリー戦で7回10奪三振の好投を見せたティモシー・ジョーンズを先発させ、こちらも13奪三振と期待には応えたものの、勝利を手にすることはできませんでした。 ノーススターズは、2011年以来の本大会出場を掴みとるチャンスをゲット。1次リーグでは敗れたモナークス相手に、決勝ではデニス・レオノフとアレックス・キーナンの投げ合いを制してリベンジ達成。8回にアルテム・キュリックが放った適時打が決勝点となりました。セルゲイ・ソロヴェフも2打点をマークしています。モナークスは、マグヌス・ピレガードとピーター・ヨハネセンが揃って「猛打賞」の活躍を見せたものの、1次リーグからの2戦続けての金星奪取は果たせませんでした。 今回はベルギーから1チーム、ベラルーシから1チーム、ロシアから2チームがプレーオフに進出。プレーオフで争われるのはあくまでも「各国連盟ごとの出場枠」であるため、勝ち上がったチームが自動的に出場権を獲得できるわけではありません(実際の出場チームの顔ぶれは、今シーズンの各国国内リーグの成績により決定)。とはいえどのチームも国内を代表する球団であり、特にブレーブスはベルギーリーグで優勝争いのトップを走っているだけに、勝ち上がりを果たせば来シーズンは自ら本大会に乗り込む可能性は高そうです。 仮にロシア勢2チームがともに勝ちあがったと仮定すると、来年度は本大会の両ラウンドにロシアのチームが参戦することになります(1か国から2チーム出ている場合は、それぞれ別ラウンドに振り分けられる)。このところ停滞状態にある印象のロシア球界ですが、これを1つの浮上のきっかけにできるでしょうか?今回はどのチームが栄誉を手にするのか、楽しみです。ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/european-cup-qualifiers-day-4-june-19-2014/
http://www.mister-baseball.com/european-cup-qualifiers-day-5-june-20-2014/
http://www.mister-baseball.com/european-cup-qualifiers-final-day-june-21-2014/
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