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Channel: 野球:海外/独立リーグ
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横浜、ロッテでプレーしたホセ・カスティーヨがイタリアリーグのパルマに加入!

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横浜ベイスターズ、統一ライオンズでもプレーした元メジャーリーガー、ホセ・カスティーヨがイタリアリーグのパルマに加入! 去年はメキシカンリーグでプレーしてましたね pic.twitter.com/UO7YhZLsui— 世界の野球 (@sekainoyakyu) 2017年6月13日というニュースが入って来ました。このツイートの時点ではすっかり忘れてましたが千葉ロッテにも在籍してましたよね。 NPBでのプレーも印象深いですが、メジャーでもパイレーツでしっかりレギュラーとして活躍してた印象のあるカスティーヨ。それだけに09年に台湾プロ野球の統一ライオンズと契約した時は、驚きを持って受け止めた印象があります。台湾ではアクロバティックな守備を連発していました。そして、2010年からご存知のように横浜でプレー。ロッテを退団し2012年以降は中南米のベテラン選手ご用達のメキシカンリーグでプレーしていました。メキシコではさすがと言っていい数字を残し続けていましたが、2016年シーズンは今一つ数字が上がりきらず。ベテランと言うことに加えて、メキシコは選手の入れ替わりが激しく流動的。ベネズエラWLでは好調だったあたりからしてもまだまだメキシコでプレーできる力はあるように思いますが、今シーズンはここまでフリーエージェントのままでした。パルマはイタリア野球における名門であり古豪でもあるんですが、資金的な問題もあってここ数年は低迷。ただ、今年は戦力的にも全盛期に近い財力を取り戻しつつあるのかなー、という印象です。その象徴が今回のカスティーヨ獲得と言えそう。イタリアリーグの他の欧州のリーグとの違いは外国人選手には非常に豪華な実績を持った選手が多いことにあります。ちょっと誤字あったので作りなおした 今年のイタリアリーグのMLB経験者 pic.twitter.com/yVzW2CRoug— 世界の野球 (@sekainoyakyu) 2017年6月14日今年だけでもカスティーヨ含めれば6人のメジャー経験者がイタリアでプレーしています。特につい先日ネットゥーノに加入したヒメネスは15年にMLBで15試合に登板しており、結構直近までバリバリのメジャーリーガーだった選手と言えますね。ついでに、イタリアリーグでプレーしたNPB経験者もまとめてみました。 2010年に発足したイタリアンベースボールリーグでプレーしたNPB経験者一覧 厳密にいえばマエストリもいるけど、今回は加えてない pic.twitter.com/qRbAJUg6DG— 世界の野球 (@sekainoyakyu) 2017年6月16日これらのリストを見て勘のいい人は分かるかもしれませんが、イタリアリーグの助っ人はベネズエラ人が圧倒的に多いです。イタリア系のベネズエラ人も多いですが、ビザがおりやすいんでしょうかね。或いは代理人が活躍しているか。こういった実績ある外国人選手を軸に戦うイタリアリーグ勢は、欧州のクラブ王者を決めるヨーロピアンカップではライバルのオランダ勢を抑えて2008年から7連覇を達成。「クラブではイタリアが欧州最強」というイメージを植え付けていたのですが、つい先週行われた2017年のヨーロピアンカップではイタリア王者のボローニャをオランダのロッテルダム・ネプチューンズが下して優勝。オランダ勢が2015年から3連続優勝としています。イタリアが若干外国人の質が落ちていることや、オランダに米国帰りの選手が戻ってきているといった理由も考察されますが、ここまで立ち場が逆転する決定的要素とは思えず。そもそも「7連覇」というほどそこまで差は元からなかったのかな?というのが最近思い始めた結論です。元から差は少なかったところに、外国人頼みだったイタリアに対して、WBC組などオランダ国籍の選手がバランスよく揃っているオランダ勢がここ数年は優位に立っているということなんだと思います。さて、カスティーヨは今週末のパドーバ戦でデビュー予定。パドーバにはロイヤルズで活躍したマーク・ティーエン選手も在籍しており、元メジャー対決などにも注目ですね。おそらくしっかりとした数字を残すと思うのですが、ちゃんと期待に応えられるのか。しっかりと注視していきたいと思います。

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