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Channel: 野球:海外/独立リーグ
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天津ライオンズが徳島県・阿南市で四国ILの4チームなどと対戦

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中国球界の名門、天津ライオンズが来日しているのをご存知でしょうか?徳島県阿南市を拠点に1週間ほど滞在し、四国アイランドリーグの4球団と対戦します徳島新聞の記事によれば>昨夏、南代表が中国の野球選手の代理人らと話し合いをする中で天津の球団関係者と知り合い、徳島でインディゴソックスと試合を行うことを提案。今年1月に天津側から徳島での合宿の実施が打診され、野球設備の整っている阿南市に来ることに決まった。と書かれております。徳島の代表が中国野球の関係者と接点があったことがきっかけだったようです。中国には全国運動会という日本で言うところの国民体育大会にあたる大会が4年に一度ありまして、日本の国体以上にステータスが高いとされています。今年がその開催年。しかも天津は今回ホストらしい。野球がメジャー競技ではない中国に、野球選手という職業があるのは、この大会に野球が種目として入っているからなんですね。この大会で省の看板を背負って結果を残してもらうために、省が選手に給料を払って野球チームを持っているのです。天津は中国に国内リーグ(CBL)が誕生する以前からの名門チーム。天津は中国の中では野球が盛んな地域と言われておりまして、天津出身の温家宝元首相が野球好きとして知られていたりします。長年、北京と共に中国球界をけん引してきた天津ですが、近年は上海や江蘇といったチームの台頭に押されている感じです。代表に選ばれる選手の割合も、一時期と比べるとずいぶん減ってしまっているように感じます。今回の全国運動会は、ホストとして、そして野球の名門としていつも以上に優勝が求められていると思うのですが、それにむけた準備として阿南市でアイランドリーグとのチームと対戦するわけです。アイランドリーグのチームというのが「ちょうどいい」んですね。これが。僕の勝手な見立てであるんですが。イメージ的に中国野球リーグのチームは社会人野球のクラブチームと独立リーグ(四国・BC)のちょうど間ぐらいの実力にあると認識しています。なので全運会に向けて戦うには、アイランドリーグのチームは実力が少し上回っていてちょうどいいように思うんですよね。僕が知っている範囲での日本での練習試合の日程はこんな感じ。天津ライオンズ6月5日 vs徳島 13:006月6日 vs香川 13:006月7日 vs愛媛 13:006月8日 vs高知 13:006月11日 vsBFL選抜 12:00 とりあえず判明分— 世界の野球 (@sekainoyakyu) 2017年5月31日天津の今の選手で主要な名前を挙げるなら、WBC組なら外野手の楊順意、左腕の李鑫、後はベイスターズと育成契約していた王靖超あたりがいるのですが、代表にこれから選ばれる可能性のある選手をもし自分が見に行くなら重点的にチェックしますね。特にピッチャーに伝統的に天津はそういう選手が多い印象です。崔恩庭、韓立鉄、趙士華とか。私は四国に住んでいるのですが、あろうことか四国でやる試合は全て平日デーゲームです。せめてもっと事前に日程が判明してればなあ・・。(※国際野球ニュースのカテゴリーに含まれている記事はfacebookにも掲載されている内容のものです。)

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