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Channel: 野球:海外/独立リーグ
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交流戦【武蔵ヒートベアーズ1-5千葉ロッテマリーンズ 越谷】

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武蔵ヒートベアーズと千葉ロッテマリーンズが埼玉県越谷市にある越谷市民球場で試合を行うというのを知って、観に行ってきた。試合は5−1で千葉ロッテマリーンズが勝ったのだが、こういう試合で独立リーグチーム、選手にとって勝ち負け以上に重要なことがあると思う。ドラフト指名に代表されるような選手がいかに活躍して認められ、将来につなぐかということだ。NPBとの交流戦はそれができる格好の舞台だからだ。千葉ロッテマリーンズの先発は一軍でも実績がある唐川侑己だ。2イニングを1安打無失点に抑えて格の違いをみせた。しかし、仮にヒートベアーズ打線が攻略したらどうなっていただろうか?確実に選手たちへの注目は高まるだろう。武蔵ヒートベアーズの先発、中村一仁は失点は4ながらも7回を投げきった。特に7回、香月にタイムリーを打たれ、気持ちがぷっつんと切れるかなと思った場面で、井上晴哉を見逃し三振に抑えたのは力ある証拠!高く評価したい。 9回、これがアピールの方法だ!と見せつけるようなプレーが千葉ロッテマリーンズ側から飛び出した。この回、先頭の大木貴将は四球で出塁すると、すかさず、二塁へ盗塁。その後、バッテリーを見通すがごとく三塁への盗塁も決めた。大木貴将は育成選手。当然、早く支配下になり一軍に上がりたい。そのために自慢の足をアピールしたいところだろう。いくらアピールしても足りないことはない。この試合、初めて出塁するとこの盗塁。まるでドラフトにかかるにはこうするんだという見本を見せているかのようだった。武蔵ヒートベアーズは越谷で7月にも福島や福井と試合を行うそうだ。どちらにはぜひ行ってみたいと思う。それまでそして、その後にどのような成長を遂げているか楽しみだ。

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