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Channel: 野球:海外/独立リーグ
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【努力で勝ち取った背番号】アメリカ大学野球留学 直孝選手

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日本列島はこれから一年で最も寒い時期に入るという頃、アメリカ西海岸・カリフォルニア州の大学野球リーグでは、まもなく「レギュラーシーズン」が始まろうとしています。最高の状態で挑めるよう、選手たちは私生活においても細心の注意を払っています。 BBC大学野球留学生の直孝選手もその一人。神奈川県の高校を卒業後、2015年4月にアメリカへと渡りました。レギュラーシーズンのメンバーを選考する「フォールボール」と呼ばれる9月から12月の約3ヶ月、「文武両道」で頑張ってきました。そして、熾烈な争いを勝ち抜き、1年生にしてメンバー入りを果たしました!背番号は「3」です。彼はカリフォルニア州モントレー市にある二年制大学に通っているのですが、なんと学校で唯一の日本人。カリフォルニア州は日本人が多い印象がありますが、彼の場合は私生活で日本語を使う機会が全くありません。不利な環境ではあるものの持ち前の明るい性格で仲間を引き寄せ、語学力のハンディを克服していったのです。その努力が自分の居心地の良い「理想のカタチ」へと近づけたのです。しかし、これまで決して楽な道のりではありませんでした。レギュラーシーズンのメンバーに入るには、野球の技量で認められるのはもちろん、学業成績も大きく影響してきます。野球部では毎試合出場しコーチ陣からも高い評価をもらっていた直孝選手。しかし学校の授業ではなかなか結果が結びついてきませんでした。フィールド上での英語と、教室での英語は大きく異なります。しっかりと教授の話を聞いているつもりであっても、慣れない留学生活や練習の疲れが出てしまい集中力も途切れがち。リーグで決められた一定の学業成績をクリアしないと、どんなにメジャーリーグのドラフト候補であっても容赦なくメンバーから外されてしまうのがアメリカでのルール。監督や留学課のオフィスへ連日通い、勉強の仕方を教わったり課題をもらったりもしました。全ては「野球がしたい」から、です。そんな彼の努力が報われ、成績は基準値を超え、見事メンバー入り。まずは野球留学の一歩を踏み出すことができました。去年の今頃は日本で英語勉強とトレーニングに明け暮れていた毎日。当時は「夢」でしかなかったアメリカの地で今フィールドに立っています。いよいよ来週から「レギュラーシーズン」開幕。4ケ月で約40試合、平日の放課後にも公式戦が組まれている超ハードスケジュールですが、直孝選手ならやってくれると信じています!■ BBC海外大学野球留学プログラム ☆☆まだ間に合う! 2016年9月入学生募集中☆☆

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