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苦戦続く新球団・kt、しかし改装したスタジアムは快適空間に

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先月発売し、今年で12年目の編著書「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2015」。お手に取ってくださった方々、ありがとうございます。なかなか全国津々浦々の書店さんにあるということでもないので、以下に書店さんの在庫検索へのリンクなどを掲載します。ご興味ある方は参考になさってください。→紀伊國屋書店→丸善&ジュンク堂→有隣堂今春もキャンプ地などでも読者の方々に数多くお声かけいただいたのですが、その多くの方々から、「ありがとうございます」というお声をいただきました。本来なら本を作った側が読者の方にいう言葉なのですが、「現地の観戦時に重宝した」とか「まったり試合を見たかったので、モクトン球場を行き先に選んで正解だった」など、みなさんそれぞれのエピソードをお話くださいました。その「ありがとう」には、本当の意味の感謝の他に、たまたま編著者と顔を合わせてしまい、会話の間を埋めるために、とっさに口から出てきた「ありがとう」も含まれていると思うので、3割引きくらいのつもりで聞いていますが、いずれにしても嬉しく、ありがたい言葉です。今年の本の中では新球団・ktウィズの本拠地、スウォン(水原)ktウィズパークの球場ガイドは一部しか掲載していませんので、以下にてご紹介したいと思います。スウォンktウィズパークは2007年までヒョンデユニコーンズ(消滅)が使用していたスウォン球場を増築・改修し、今年リニューアルオープンしました。  上が2006年当時、下が現在です。以前の構造の上に上段スタンドを増築しています。写真を見比べると、下層の柱の部分は同じなのがお分かりいただけると思います。  外野から見るとこんな感じです。上は2003年です。当時はこんな風に改装されるとは思ってもいませんでした。グラウンドは以前も今も天然芝です。スウォンktウィズパークには興味深い点がいくつかあります。そのひとつにバックスクリーンの中の観戦エリアがあります。元々この球場はスコアボードが写真の通りライト寄りにあり、バックスクリーンと一体化していません。そのバックスクリーンの中が「ハイト・パブ」というビールのブランド名を配した、観戦エリアになっています。内側はこんな感じです。バックスクリーンということで、窓はスモークガラスになっているので、1試合丸々見るのは、薄暗くてちょっと、という印象がありました。最前列の座席は本来予約制とのことですが、空いていれば座れるそうなので、暑い時や悪天候時など飲食を兼ねて立ち寄るには良さそうです。レフトポール際にはウッドデッキのバーベキュー席もあります。韓国はグループ単位での来場者が多いので、以前からテーブル席の席種、席数が豊富です。ポール際でチキンが回っています。外野スタンドの大半は芝生席で階段状になっています。これなら飲み物が倒れることはありません。この日は持参したテントを最上段(写真右上)に張って観戦しているファミリーが4組いました。手荷物制限はあっても、こんな大らかさがあるのが、ある意味魅力です。  応援ステージは一塁側の内野スタンドに。長い間KIAで応援団長を務めていた盛り上げ上手の彼がktに移籍。応援をリードします。  スコアボード上部にはユネスコの世界文化遺産に登録されている、スウォン華城を模したデザインが施されています。こういう地域性を生かしたデザイン、当方大好きです。スウォンは今も街中に城郭が残っていて、球場からも近いので訪れる価値ありだと思います(このスウォン華城の写真は13年前に撮ったものです)。この球場、近年の高い野球人気と首都圏という立地からか、飲食店のテナントが多数入居しています。ということで選ぶ楽しみがあります。通路の店舗は空間をうまく利用した二層構造です。韓国の人の気質を考えると、上段の店舗はよっぽど魅力的な食べ物を提供しない限り、わざわざ上ってくれなさそうですが、どうでしょうか。スウォンはソウル中心部から30数キロ南に位置する都市ですが、ソウル地下鉄2、4号線のサダン(舎堂)駅からバスに乗ると、距離を感じさせないほど、球場に短時間で到着できます(7770番座席バス)。球場正面がすぐ交差点で、近隣にお店が多いという点はプサンサジク球場に似ていますね。現在ktは37試合を消化し7勝30敗の最下位。苦戦が続いていますが、大敗というよりも終盤あと一歩というゲームが多いので、球場で声援を送る楽しみはあるかもしれません。今年で13年目を迎え、当方がプロデュースとガイド役を務める、今年の「韓国プロ野球観戦ツアー2015」では延泊プランでこのスウォンktウィズパークに訪れます。観戦前にスウォン華城にふらっと立ち寄ってもいいかなぁと思ったりしています。「韓国プロ野球観戦ツアー2015」は7月31日(金)~8月2日(日)の2泊3日。スウォンktウィズパークには3泊4日の延泊プランで訪問です。お申込みお問い合わせは下記までどうぞ。お問い合わせ/受託販売 (株)KJナビツアーズ 「韓国プロ野球観戦ツアー2015」 TEL 03-3226-0811 今年で12年目。当方が編著者、取材、写真、制作を行う『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2015』。気軽に球場に行ける観戦ガイドと、全10球団629選手の寸評つき写真名鑑。各種記録や読み物など、韓国野球の今がわかる168ページオールカラーです。一部書店4月24日から、全国有名書店4月30日から発売。すぐ読めるデジタル版も。→【コラム】「室井昌也 韓話☆球題」(日刊スポーツモバイル「ワールドベースボール」)2009年3月から→【コラム】「室井の近くて遠い韓日野球」(スポーツ朝鮮)2006年3月から→NPB 李大浩の個人成績とニュース韓国での成績→NPB 呉昇桓の個人成績とニュース韓国での成績—–★運営サイト★韓国プロ野球応援サイトストライク・ゾーン★Facebookページ★ストライク・ゾーン★著書★2015年で12年目!『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2015』★著書★ラジオ好きなら!『交通情報の女たち』2014年11月発売!★個人サイト★室井昌也★たまに球界情報もつぶやいてます★室井昌也 (muroi_m) on Twitter ★観戦ツアー今年は7/31~★個人旅行では味わえない体験を「韓国プロ野球観戦ツアー」

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