(1)ホーフドループの新スタジアム、ついにオープン!! オランダ・ロッテルダム郊外の町、ホーフドループで建設が進められていた新スタジアムが、現地時間の昨日ついにオープンしました。 ヴァッセン・パイオニアーズの新本拠地として計画されたスタジアムは、通常の仕様で900人、最大で3万人規模を収容できる構造になっており、「ヨーロッパ球界全体にとってとてつもなく重要な存在であり、インフラのスタンダードそのものを変え得るボールパーク(MLBインターナショナルのジェイソン・ホロワティ氏談)」としてMLBなどからも期待されています。昨日行われた記者会見には、パイオニアーズやMLB関係者の他オランダ王立野球・ソフトボール協会(KNBSB)や、ホーフドループ市の職員なども多数参加しました。 今回完成したスタジアムでは今後、様々なイベントが継続的に行われます。今週末に行われる杮落しのエキシビションマッチを皮切りに、5月7日に行われるMLBヨーロッパのトライアウト(全部で5回開催されるうちのオランダラウンド分)、7月に予定されている国内の若手有望株たちを集めて行われるミニキャンプ、そして9月から10月にかけて行われる秋季トーナメント戦(毎年春に行われるMLBアカデミー対抗戦に近い形式で、海外のチームも召集される可能性がある模様)がそのメインとなる予定。なお、来年はこのボールパークにてMLB公式戦「オランダシリーズ」が予定されていますが、今のところこちらに関してはまだ新しい情報はないようです。ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/grand-opening-baseballsoftball-facilities-hoofddorp-thursday/
http://www.mister-baseball.com/hoofddorp-facility-standard-european-baseball/
(2)アンディ・パズがA-級へ、オランダ人2選手も昇格を果たす アスレチックス傘下の所属でフランス代表のアンディ・パズ捕手(21)が、今季からA-級ベロワに配属されることが決まりました。 キューバ出身ながら後にフランスに移住、国籍も取得して代表チームでプレーするパズは、2008年にレネ・レベレット内野手が昇格を果たして以来の、2人目のA-級でプレーするフランス人となります。既に1試合に出場しており、2打数無安打1三振という結果でした。昨季はルーキー級AZLアスレチックスで33試合に出場し、打率.228、出塁率.304、長打率.337を記録したパズは今年がアスレチックスでの4年目のシーズン。A-級への昇格は小さなステップかもしれませんが、これをきっかけに飛躍を果たしてほしいところです。 一方、オランダ出身の2選手も揃ってマイナーで昇格を果たしました。レッズ傘下に所属するキュラソー出身のカールトン・ダール内野手はA級デイトンへ、昨季マリナーズ傘下のA-級エベレットで最優秀投手賞を受賞したラース・ハイヤー投手は、A級クリントンへの昇格をそれぞれ決めています。ダールが所属するデイトンは、ドイツ代表の主砲であるドナルド・ルッツ内野手(24)も腕を磨いたチーム。彼と同じく一軍までたどり着くことができるでしょうか?ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/andy-paz-assigned-beloit-snappers-lowa/
http://www.mister-baseball.com/carlton-daal-lars-huijer-promoted-minor-leagues/
(3)クリス・コラベッロがア・リーグのプレーヤー・オブ・ザ・ウィークに イタリア代表のクリス・コラベッロ内野手(30、ツインズ)が、アメリカンリーグのプレーヤー・オブ・ザ・ウィークに選出されたことが分かりました。 コラベッロは、メジャーデビュー年となった昨季こそ55試合出場で打率.194にとどまったものの、今年は開幕から絶好調。3月31日から4月6日までの1週間の間に6試合に出場し、打率.391、4二塁打、1本塁打、11打点と打ちまくりました。なお今回のコラベッロの同賞受賞はエンゼルスのジョシュ・ハミルトン外野手との同時選出となっています。父親のルー・コラベッロが旧セリエAやイタリア代表でプレーしていたこともあり、アメリカ生まれの息子クリスも祖国の代表選手としてプレー。2012年のヨーロッパ選手権、および昨年のWBCでイタリア代表メンバー入りを果たしています。ソース:http://www.mister-baseball.com/italys-chris-colabello-american-player-week/
(4)イタリア人外野手がドジャースと契約 イタリア・IBLのテレマーケット・リミニ・パイレーツが、昨季までチームに所属していたフェデリコ・チェッリ外野手(19)がドジャースとマイナー契約を結んだことを発表しました。 チェッリはティレニアのアカデミーで今年3年目を迎える有望株で、シーズンでは二軍にあたる旧IBL2で22試合に出場しました。イタリア代表としても、カデット(中学生)とジュニア(高校生)の両年代でプレーした経験を持っています。ドジャースには学校の試験が終わり次第合流する予定で、当初はルーキー級にアサインされる予定となっています。代表では投手としてもプレーの経験がある彼ですが、今回は野手としての才能を買われ打者一本で勝負するとのこと。ソース:http://www.mister-baseball.com/italian-outfielder-federico-celli-sign-los-angeles-dodgers/
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