欧州野球連盟(CEB)の技術委員会は、今年6月16日から21日まで行われるヨーロッパカップの予選大会の出場チームと組み合わせ、および開催スケジュールを発表しました。 アントワープ(ベルギー)、アテネ(ギリシャ)、ブレスト(ベラルーシ)、ストックホルム(スウェーデン)の4か国4都市で開催される今大会には、合計で18球団が参加。アントワープラウンドとブレストラウンドに5球団ずつ、アテネラウンドとストックホルムラウンドに4球団ずつがそれぞれ配属されています。今回はクロアチア、ロシア、オーストリア、スウェーデン、リトアニアの5か国から、複数球団がエントリーを果たしました。 ヨーロッパの中堅~下位レベルの国々でプレーするクラブが一堂に会するこの大会は、Aグループへの成り上がりを目指す勢力にとっては非常に重要な存在。一昨年にもフィンランドのエスポー・エクスポズが連勝を重ねて躍進、今回も出場するスイスのベルン・カージナルスは本大会まで駆け上がるなど、新勢力の台頭も実際に見られています。オランダやイタリアだけがヨーロッパ野球じゃないということを、出場するチームには今年も示してもらいたいところです。組み合わせは以下の通り。アントワープラウンド
1.ナーダSSMスプリット(クロアチア)
2.SDUSHOR42モスクワ(ロシア)
3.ブラスチャート・ブレーブス(ベルギー)
4.ウィーン・ワンダラーズ(オーストリア)
5.リュクサンド・ランバージャックス(スウェーデン)アテネラウンド
1.ソフィア・ブルース(ブルガリア)
2.マロウシ2004(ギリシャ)
3.アトレティコ・アレクサンドリア(ルーマニア)
4.オリンピア・カルロヴァック(クロアチア)ブレストラウンド
1.トルナーヴァ・エンジェルス(スロバキア)
2.ブレスト・ザブレス(ベラルーシ)
3.ウィーン・メトロスターズ(オーストリア)
4.カウナス・リトアニカ(リトアニア)
5.ワルシャワ・センタウリー(ポーランド)ストックホルムラウンド
1.ストックホルムBSK(スウェーデン)
2.ベルン・カージナルス(スイス)
3.モスクワ・ノーススターズ(ロシア)
4.ヴィルニウスBC(リトアニア) なお対戦カードと日程ですが、今回は5チームのグループと4チームのグループがあるため、それぞれ別々に対戦方式が決められています。開幕日も、アントワープとブレストが16日なのに対し、アテネとストックホルムは1日遅い17日に設定されました。対戦方式は、グループ内で総当たりリーグを実施した後に、上位2チームが決勝で戦うというおなじみの物。日程ごとの対戦カードは下記の通りとなっています(下記のそれぞれの数字が、各球団に振られているナンバーに対応)。アントワープ及びブレスト
16日 1-4 5-3 (2が休み)
17日 4-5 2-3 (1が休み)
18日 1-2 3-4 (5が休み)
19日 3-1 2-5 (4が休み)
20日 5-1 4-2 (3が休み)
21日 成績上位2チームによる決勝アテネ及びストックホルム
17日 1-4 2-3
18日 3-1 4-2
19日 1-2 3-4
20日 準決勝(GLの1位-4位及び2位-3位で対戦)
21日 決勝及び3位決定戦ソース:http://www.mister-baseball.com/groups-2014-european-cup-qualifiers/
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