チェ・ジョン(崔廷)
1987年2月28日英語表記:Jeong Choiハングル表記:최정右投右打守備:内野手(三塁)現所属:SKワイバーンズ年俸:5億2000万ウォン(2013年)→7億ウォン(2014年)○主要国際大会出場経歴第2回ワールド・ベースボール・クラシック(09)広州アジア競技大会(10)第3回ワールド・ベースボール・クラシック(13)→〈参考〉2005~2013年KBO野手平均成績走攻守に高いレベルを発揮する三塁手。高校時代には投手としても活躍したがプロでは野手として育成することになった。2005年にプロデビューし、その年、初ホームランを放つ。2006年には2桁ホームラン、2007年は規定打席到達、2008年には打率.300超えを果たし、順調な成長を見せる。
2009年はスランプに陥り打率を落とすが、以後4年連続で20本塁打を達成。2012年と2013年には合わせて20盗塁も達成した。
2013年はホームランなどでキャリアハイの成績を残した一方、年々安定してきた守備には精彩を欠くことがあり、自己ワーストの19失策を犯した。2011年以後、リーグ平均ではホームランが出にくくなっているが、チェ・ジョンは高水準を維持しており、ホームラン数では2011年3位、2012年2位、2013年3位を記録している。一方で強打者にしては四球が多くなく、近年は三振も増加傾向にある。また、5年連続で20死球以上となっており、死球が多い選手と言える。国際大会の代表として選出されているが、そこでは実力を発揮できていない。
2013年オフにFA選手以外での歴代最高年俸7億ウォンで契約更改。2014年オフにはFA権を取得する予定であり、年俸10億ウォンを突破する可能性が高い(実際にはサインボーナスがあるのでそれ以上の金額を手にする。2013オフにFAで再契約したカン・ミノ(ロッテ)は10億ウォン×4年+サインボーナス35億ウォンで4年総額75億ウォン)。本来守備の良い選手なので2014年シーズンはその安定感を取り戻し、同時に自身初の打撃タイトル獲得も目指したい。2013年のBABIPがキャリア通算に比べ0.050近く高かったので多少打率が下がるかもしれないが。
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