キム・ヒョンス(金賢洙)
1988年1月12日生英語表記:Hyun-Soo Kimハングル表記:김현수右投左打守備:外野(左翼)/一塁も可現所属:トゥサンベアーズ年俸:3億1000万ウォン(2013年)→4億5000万ウォン(2014年)○主要国際大会出場経歴北京五輪(08)第2回ワールド・ベースボール・クラシック(09)広州アジア競技大会(10)第3回ワールド・ベースボール・クラシック(13)○主要獲得タイトル首位打者(08)最多安打(08・09)出塁率(08)→〈参考〉2005~2013年野手平均成績恵まれた体格を持つ左の巧打者。2006年に申告選手(ドラフト外/育成契約に相当)としてトゥサンベアーズに入団し、翌2007年から早くも1軍で活躍。2008年には申告選手出身者として初の首位打者を獲得。翌年は打率.350を超えながらホームランも23本(リーグ11位)打ち、キャリアハイの成績を収める。2010年は前年を上回る24ホームラン(リーグ6位)を放つが、打率は低下。2012年には遂に.300未満、ホームラン1桁まで成績が落ち込む。2013年は.300超え、チーム最多の16ホームラン(リーグ11位)を果たし、2014年のシーズンでの完全復活に期待を抱かせる成績を収めた。
2009年と2010年はリーグ全体として打高の傾向があり、キム・ヒョンスがホームランを量産したのはその時期に当たる。重量感のある体格に反して長距離打者よりも中距離打者としての性格が強い。但しリーグで最もホームランの出にくい蚕室球場を本拠地にしている(しかも2009年、2010年に蚕室球場にあったラッキーゾーンはLGのホームゲーム限定)ことももう少し考慮して評価されるべきかもしれない。AB/HRのリーグ平均値と合わせて考えると2013年の16ホームランは十分に優秀な成績と言える。守備や走塁はあまり期待できないが、それを補うだけの打力はしっかり持ち合わせている。チームの主軸打者であり、ファンには良い時期の印象が焼き付いているため、不調時には批判されやすいが、得点圏打率は毎年安定して高い。また、韓国チーム全体が打撃不振だった第3回WBCを除けば国際試合で優れた成績を残している。高打率を残していた時期は選球眼の良さを見せていたが、年を追う毎にBB/Kの数値が悪化している点が気がかりである。
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