気づいたらもう1週間が経ってしまっていましたが、ヨーロッパカップ予選の速報に追われてたということでご容赦ください。先週17日、オランダ・フーフトクラッセの第4回オールスターゲームがハーレムで行われ、北軍が打撃戦の末に13-9で勝利を飾りました。MVPには北軍のフィル・オルテス(ヴァッセン・パイオニアーズ)が選ばれています。 北軍は8回にペルシー・イセニア(L&Dアムステルダム・パイレーツ)の本塁打などで一挙5点を奪い、試合に決着をつけました。オルテスは3安打1本塁打2打点に2得点の活躍を見せ、北軍の攻撃を打席と走塁の両面で引っ張る活躍。イセニアとオルテス以外では、ケニー・バーケンボッシュ(同)、ラファエル・ヨセファ、ルディ・ヴァンヘイドーン(ともにDOORネプチューンズ)の3名も本塁打を放つ活躍。南軍の一員として出場したヴァンヘイドーンは、3打数3安打4安打の固め打ちを披露し、チームが敗れていなければ文句なしでMVPに選ばれていた活躍ぶりでした。 そのヴァンヘイドーンは、残念ながら「本番」ではタイトル獲得こそ逃したものの、その激戦の前に開催されたホームランダービーでは見事王者の座を手にしました。今回のコンテストでは、合計23本塁打を放つパワーを見せつけて他を寄せ付けず。2位には1ラウンドで14発をかっ飛ばし、37歳という年齢を感じさせない長打力を披露したイセニアが入りました。他に参加したのは、フェルド・ファンステケレンブルグ(UVV)、ライリー・レヒト(ネプチューンズ)、バーケンボッシュ、リッキー・ダール(UVV)、クエンティン・デクーバ、ジェフリー・アレンズ(ともにコレンドン・キンヘイム)という面々。昨年度優勝者のブライアン・エンゲルハルト(同)は、残念ながら今年のオールスターには出場しませんでした。 そんなリーグのトップ選手たちが一堂に会した今年のオールスター戦ですが、フーフトクラッセを代表するプレーヤーが球団の枠を超えて戦うのは、今年はこれが最後というわけではありません。この試合の2日前には、ロッテルダムで開催される今年のワールドポートトーナメント(6月30~7月7日)に出場する、オランダ代表メンバー24名の顔ぶれも発表されました。 今回のオランダは、2部リーグのRCHペンギンズから召集されたクリス・モーデイを含め、全員がオランダ国内でプレーする選手たちによる編成。投手コーチから昇格したスティーブ・ジャンセン新監督にとっては、今大会が指揮官としてのデビュー戦となります。同じく「オラニエ」の一員としてデビューを飾るのは、ジャンセン監督とモーデイの他ジェシー・オーセムス(パイレーツ)とジャニソン・ボークホート(ネプチューンズ)の2名となっています。メンバーは以下の通り。投手・アーシュウィン・アシェス(コレンドン・キンヘイム)・デビッド・バーグマン(コレンドン・キンヘイム)・レオン・ボイド(コレンドン・キンヘイム)・ロブ・コルデマンス(L&Dアムステルダム・パイレーツ)・バイロン・コーネリセン(ヴァッセン・パイオニアーズ)・ベリー・ファンドリエル(DOORネプチューンズ)・ケビン・ハイステック(L&Dアムステルダム・パイレーツ)・ディエゴマー・マークウェル(DOORネプチューンズ)・クリス・モーデイ(RCHペンギンズ)・オーランド・イェンテマ(DOORネプチューンズ)捕手・ルディ・ヴァンヘイドーン(DOORネプチューンズ)・バス・ヌーイ(L&Dアムステルダム・パイレーツ)内野手・ジェフリー・アレンズ(コレンドン・キンヘイム)・ジェシー・オーセムス(L&Dアムステルダム・パイレーツ)・マイケル・デュルスマ(L&Dアムステルダム・パイレーツ)・ドゥウェイン・ケンプ(DOORネプチューンズ)・ステイン・ファンデルミール(UVV)・ヴィンス・ルーイ(ヴァッセン・パイオニアーズ)外野手・ジャニソン・ボークホート(DOORネプチューンズ)・クエンティン・デクーバ(コレンドン・キンヘイム)・シャルディマー・ダンテ(DOORネプチューンズ)・ブライアン・エンゲルハルト(コレンドン・キンヘイム)・ローランド・エンリケJr.(L&Dアムステルダム・パイレーツ)・ダニー・ロンブリー(ヴァッセン・パイオニアーズ)ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/north-wins-hoofdklasse-star-game-van-heydoorn-hr-derby/
http://www.mister-baseball.com/knbsb-announces-dutch-roster-world-port-tournament/
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