Quantcast
Channel: 野球:海外/独立リーグ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1963

ラテンアメリカシリーズ2014

$
0
0
2月1日、1月28日からコロンビアのモンテリアで催されていたラテンアメリカシリーズが幕を下ろした。コロンビア、ニカラグア、パナマにメキシコのベラクルス冬季リーグの優勝チームが覇を競うこの国際大会、今年は地元コロンビアからはティグレス・クラロ・デ。カルタヘナが、ニカラグアからはヒガンテス・デ・リバスが、パナマからはインディオス・デ・ウラカ、メキシコからは昨年のチャンピオンチーム、ブルホス・デ・トゥクストラスが出場し、互いの国の威信をかけて優勝を目指した。大会は、昨年のダブルエリミネーション方式のトーナメントから、1回総当たりの予選の後、勝敗と失点率に基づいた順位に基づいて、プレーオフを行なうという方式に切り替えて行われた。予選では、メキシコが3勝と圧倒的強さで一位通過を決め、国内に冬季リーグが3つもある層の厚さを見せつけた。他は1勝3敗で並んだが、失点の少なさで、コロンビアが2位、パナマが3位、最下位はニカラグアとなった。 31日に変則ダブルヘッダーで行われたプレーオフは順位どおりパナマがニカラグアを、コロンビアがパナマを破り決勝進出を決めた。一日の休養をとりコンディションを整えたメキシコだったが、前日に試合をこなし勢いに乗るコロンビアの打線はその勢いそのままに大量9点を取ったのに対して、休養が返って裏目に出たのか、メキシコ打線は1点をとるのがやっとで、地元コロンビアが逆転優勝を果たした。コロンビアなどの再三のカリビアンシリーズ出場の要望が叶えられない中、発足したこのシリーズだが、そのカリビアンシリーズへの出場権をもつ、メキシカン・パシフィックリーグという上位リーグをもつ「第2の冬季リーグ」であるベラクルスリーグに他の国が、歯が立たなかったという結果は、「最強チーム」がたった1試合の敗戦のために優勝カップを手にできないというフォーマットとともに、この大会の大きな課題となるであろう。 2014ラテンアメリカシリーズ勝敗表メキシコ  3勝1敗コロンビア 1勝2敗パナマ   1勝2敗ニカラグア 1勝2敗プレーオフ   パナマ10-5ニカラグアセミファイナル コロンビア6-1パナマファイナル   コロンビア9-1メキシコ

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1963

Trending Articles