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Channel: 野球:海外/独立リーグ
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ヨーロッパ球界関連情報

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(1)セルビア野球連盟が20000ドルの補助金を獲得 セルビア野球連盟(SBA)が、MLBとMLB選手会が共同で立ち上げた基金「ベースボールトゥモローファンド(以下BTF)」から、総額2万ドルの補助金を獲得したことを明らかにしました。今回獲得した補助金は、首都ベオグラードにある野球場のダグアウト・フェンス・観客席の増設のための資金として使われるとのことです。 今回のプロジェクトの完結と、そこにBTFによる資金面での援助が行われることは、将来的なセルビア野球の発展のため必要不可欠なものとされていました。このプロジェクトによって増設される設備は、球場内における試合や練習中の選手や観客たちの安全性を、格段に高めることになります。また、フィールドの設備が新しくリニューアルすることは、より多くの選手やデータアナリスト、メディアやファンを惹きつけ、野球のゲームを実際に観戦しそれについて学ぼうとする意欲を、より高めることになるだろうとも期待されています。 SBAのニコラ・ヴチェヴィ専務理事は、「私たちは今回の補助金獲得を大変嬉しく思っており、この先将来にわたる野球競技の発展のきっかけとなることを願っています」とコメントしています。「インフラ面での改善は、新しい若い選手たちや彼らの家族をこの競技に呼び込むうえで、非常に重要なファクターとなります。そして彼ら自身もまた、セルビア野球発展のために非常に重要な役割を果たすことになるのです」 「我々BTFはMLBやMLB選手会ともども、今回のプロジェクトに参加できることを誇りに思っています。もちろん、世界中における野球というスポーツの発展に携わることができることにもね」と語るのは、BTFのケーシー・ブラッドリー理事。「SBAとのコラボレーションによって、若い選手たちがより安全な環境において競技を知り、プレーし、そしてそれに対する愛情を深めるような環境をつくることができるのは、我々にとっては胸を張るべきことなんですよ」 ところで、今回のプロジェクトに参加しているのは、何もSBAとBTFの両者だけではありません。そこにはセルビアスポーツ省、ベオグラード市、VMSベオグラード・コンサルタント・エンジニアーズなど、政府系を含む公共団体と民間を合わせ、合計7つの組織が手を組んで携わっています。SBAでは今回のプロジェクトの成就のため、引き続き金銭的・物理的な支援を一般から募集しているとのこと。このプロジェクトに対して、例えばショベルやカートといった様々な工事・ガーデニング用具の寄付を行いたい人は、SBAのミラン・ゾニッチ氏(電話番号:+381 64 1966785 381は国番号)に連絡してみてください。ソース:http://www.mister-baseball.com/serbian-baseball-association-receives-grant-baseball-tomorrow-fund/ (2)オランダ代表2選手が相次いでマイナーで昇格を決める ともに今春のWBCにオランダ代表として出場した2人のマイナーリーガーが、ともに相次いで上位リーグへの昇格を決めました。 まず、チームのレギュラー外野手としてレフトやセンターを守ったカリアン・サムス外野手(26)は、パドレス傘下AA級サンアントニオからAAA級ツーソンにコールアップ。スプリングトレーニング終了後に所属していたマリナーズをリリースされ、その後パドレスに加入したスラッガーは、テキサスリーグでその自慢の打棒を存分に見せつけていました。ここまで26試合に出場し、成績は打率.250、出塁率.412、長打率.713、10本塁打、7二塁打、16得点、27打点という圧倒的なもの。ハーグ出身の彼は、これでリック・バンデンハーク(三星ライオンズ)、グレッグ・ハルマン(元マリナーズ、故人)、ロエク・ファンミル(エンジェルス)、マリエクソン・グレゴリウス(ダイヤモンドバックス)、トム・ストイフバーゲン(ツインズ)に続き、6人目の「オランダ本土出身のAAA経験者」となりました。 そのAAA級の経験者としては、サムスにとっての先輩格に当たるストイフバーゲンは、ツインズ傘下A+級フォートマイヤーズから、AA級ニューブリテンへの昇格が決まりました。ブレダ出身の24歳は、ここまで11試合に登板(うち10試合で先発)して2勝3敗、防御率3.65という成績。56回2/3を投げて28奪三振に対し、四球が僅か2という安定感が評価されたようです。2011年には1試合だけAAA級ロチェスターで登板し、5回2失点(自責点1)という投球で勝ち投手にもなっているストイフバーゲン。次に上がる時は、いい意味での期間限定での配属となって欲しいところです。ニューブリテンからは今年、イタリア代表のクリス・コラベッロ内野手(29)がメジャー昇格を果たしたばかり。ポジションこそ違うとはいえ、ストイフバーゲンにとっても刺激となって欲しいところです。ソース一覧 http://www.mister-baseball.com/dutch-kalian-sams-promoted-triplea/ http://www.mister-baseball.com/dutch-rhp-tom-stuifbergen-promoted-doublea/ (3)ダニエル・ティーベンの昇格が決定 一方、WBCでドイツ代表の一員に選ばれた、マリナーズのダニエル・ティーベン投手(19)も、ルーキー級AZLマリナーズからルーキー+級プラスキに昇格したことが分かりました。 昨年、アリゾナサマーリーグでプロとしてのキャリアをスタートさせたティーベンは、15試合に登板(うち1試合で先発)して3勝1敗、防御率4.02という成績。31回1/3を投げて18奪三振の一方、21四球とノーコンぶりを露呈したのはやや気がかりですが、チームは数字には直接現れない可能性を彼に見出したのかもしれません。プラスキが所属するアパラチアンリーグの開幕戦は、今月20日に行われる予定。昨年は同じドイツ代表のマックス・ケプラー=ロシツキー外野手(20)もプレーしたこのリーグで、ティーベンがどのような投球を見せるのかに注目したいところです。ソース:http://www.mister-baseball.com/daniel-thieben-promoted-pulaski-mariners/

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